【スキッドポイントとギア比の関係】固定ギア乗るならコレだけは覚えておけ!
シングルスピードや固定ギアといったタイプのバイクの大事な要素であるギア比とスキッドポイントにフォーカスしたブログ。 もちろん読んでくれましたよね?
どちらかだけを重視すればいいと言うわけではなく、このふたつの関係性が大変重要なんです。 固定ギアに乗っている方やライバルより先に乗り始めるようと目論んでいる方はこのブログ必見!
スキッドポイントとギア比の重要な関係
スキッドをするにあたってギア比とスキッドポイントの2つを考えてあげる必要があります。
ギア比が重いと難易度が上がり、軽いと難易度が下がります。 例えば重いギア比ほど漕ぎ出しや低速時、ゆったりと走行している時には踏むペダルが重いようにスキッドの動作も重くなり力が必要になります。 逆に走行速度が速いほど踏むペダルの踏む重さは軽くなっていくので高速走行時でのスキッドはやりやすかったりするのです。
筆者タクミの経験談からひとつ。
固定ギアに乗り始めた頃は完成車の標準装備されていることが多いギア構成のチェーンリング48Tとスプロケット16T、ギア比「3」はスキッドポイント「1」でスキッドの練習に勤しんでいましたが初心者には重く、ペダルを止めきれずにスキッドができないし、タイヤもすぐ消耗するばかりでした… そんな僕に舞い降りてきたのが17Tのスプロケット。16Tのスプロケットからすぐに交換してあげるとギア比が「2.82」、スキッドポイントが「17」になり、あら不思議! スキッドがすぐに出来るようになるし、タイヤは長持ちするしで嬉しいことばかり。
まだまだギア比とスキッドポイントの組み合わせに悩んでいる方が僕と同じようにハッピーになれるように、ひとつの表にまとめてみました。
チェーンリングとスプロケットによるギア比の数値に赤く塗られている部分はスキッドポイントが1から4つしかなくタイヤの消耗が激しいデンジャーゾーン。 逆にグレーに塗られている部分がスキッドポイントも多く街中で走りやすいオススメゾーン。
これを見ると、普段からガンガンにスキッドをしたりパークなどで練習するときは45〜59Tのチェーンリングと17Tのスプロケットの組み合わせがバランス的にベリーグッドですね。
これでギアの構成は整いましたね! となれば、次はタイヤもカスタムしてみませんか? タイヤは自転車のパーツの中で走行中に唯一地面と接するため、スキッドの感触にも直結してきます。
ということで次回は、数々のタイヤを擦り減らしてきたスタッフたちによるイチオシタイヤを厳選して紹介していきますよ。