スキッドポイント、大事。
ここで質問です!
スキッドをしているとすぐタイヤが消耗したりタイヤの一箇所だけ削れてパンクしてしまったり…といった経験がある方はいませんか? そんな方は絶対に今回のブログを読んでください! ある部品を変えてあげることで悩みが解決するはずです!
まずは、前回のシングルスピードのギア比について解説したブログを読んでからスタートしましょう。
それを踏まえて今回は固定ギアに焦点を絞ってスキッドポイントの話ですが、いきなりスキッドポイントと言っても何が何だか分からない方もいるかと思います。
スキッドポイント
スキッドをする際に地面とタイヤが擦れる箇所をスキッドポイントといい、フロントのチェーンリングとリアのスプロケットと歯数の組み合わせによってその数が変化します。
スキッドポイント自体は「前後の歯数の最小公倍数をチェーンリングの歯数で割った値」で計算できますが、分かりやすくスタッフのタクミのバイクで見てみましょう。 彼はフロントが49T、リアが16Tなので計算すると…「16」となったのでチェックしてみました。
スキッドをするとき足の位置には個人差がありますが一般的には左右のペダルが地面と平行な位置で止めます。 右足が前の位置でスキッドするタクミのバイクで実際にホイールを回転させて「地面とタイヤが接触」する箇所にマスキングテープを貼ってみました。
スキッドポイントが多いほどタイヤが全体的に削れていくことになるので、もし「1」だった場合にはスキッドすると必ず同じ箇所が削れるためタイヤの寿命が短くなってしまいます。 次の表がチェーンリングとスプロケットの歯数ごとのスキッドポイントになっています。
一度自分のバイクのスキッドポイントを表で確認してみましょう。
スキッドでタイヤの消耗が早いと感じている方は、もしかしたらスキッドポイントが少ないかもしれないので、チェーンリングやスプロケットの歯数を調整してみてくださいね。