もう一度一目惚れを – オーバーホール+リペイント
僕は一年前、一目惚れをしました。
可愛らしい見た目、時に甘く時に酸っぱく、ひんやりと冷たいけど手にすると心の底からワクワクする。
PineFieldsMarketのPFPと出会ったときの感覚は、自転車を初めて手にした時にどこか似ていました。
今まで知らなかった世界に一歩踏み出し、そこからどんな風に進んで行こうかと悩むよりもワクワクとドキドキが大きくなっていく、あの気持ちです。
そんな素敵な思いをさせてくれたPFPの作り手でもあるパティシエのKazさん。 彼女も初めての自転車、SURLY / サーリーのクロスチェックを手にしたときは「この子とドコに行こうかな!」とワクワクしていたはずです。
幾つもの峠や山を越え、荷物もたくさん積み、雨に打たれ、チャイルドトレーラーでお子さんの送り迎えを繰り返せば、どんなに注意を払っていても小さなダメージを負ってしまいます。
ブレーキシューやワイヤーの様に目に見える変化があればいいのですが、変速機やフレームの中がどうなっているかは簡単には分かりません。
小さなダメージも積み重なると何かの拍子に調子が悪くなることもあるので、大切なモノを使い続けるためにはそれぞれに適切メンテナンスが必要です。
自転車の場合にはフレームや各パーツの状態をチェックし、メンテナンスと消耗品の交換、そして今のライフスタイルに合わせたセッティングを行うオーバーホールという作業になります。 これは空気入れの様に頻繁ではなく、2年から3年に1度行うのが適切です。
隅々までチェック、劣化しているパーツがあれば交換、そしてメンテナンスすることで、出来る限り初めてに手にした状態に近づけることが出来ます。
加えて、今回は球体ペイントによるフレームのリペイントも行い、アイスキャンディーを思わせる、パティシエらしい可愛いカラースキームで色鮮やかに生まれ変わらせました。
また、サーリーはモデルそれぞれにデカールキットが用意されているので、剥がれてしまったりリペイントしたりしても最初と同じ様にすることができます。
もちろんカラーが変わったこともありますが、変速がパシッと決まったりブレーキがキュッと効いたりすると、まるで新しい自転車を手に入れたような感覚になりますよね。
あなたも、一目惚れをしたきのワクワクとドキドキをもう一度味わってみませんか?
そして、まだ見ぬ、より広い世界を楽しみに出掛けましょう。