【どのタイヤでスキッドする?】数多のタイヤを削ってきたスタッフセレクト
スキッドにおいてタイヤはかなり大事な要素で、ギア比と同じくらいに大事。 自転車のパーツの中で唯一地面と接するタイヤが変わることで走り心地は勿論のことスキッドの感触も変わって来るんですよ。 そこで数々のタイヤをスキッドで擦り減らしてきたスタッフがイチオシタイヤを厳選。
スキッド界の王道タイヤ
「VITTORIA Randonneur Tech Graphen2.0」
「ランドナー」と聞いてタイヤの消耗を知らせるための赤ラインが覗いているシーン思い出す方もいるのではないでしょうか。 元祖スキッドタイヤの進化系で、耐久性とスキッドした時の滑りの良さと地面とタイヤの擦れる心地良い音は引き継ぎつつも、新たな採用されたコンパウンドGraphen2.0によって転がり抵抗が小さくなっています。 スキッド界の指名ナンバーワンの座に今でも君臨しているといっても過言ではないかも。
固定ギア界のレジェンドとも呼べる「MASH」は VITTORIA Randonneur を使用してスキッドをバチバチに決めていたのを、みんなが憧れてこぞって同じように真似をしていました。 スキッドでタイヤを一生懸命に削って赤ラインを覗かせるトラディショナルな文化を感じたいのであればランドナーで間違いなし。
高速な走りと削りの二刀流
「CONTINENTAL Gatorskin Dura Skin Foldable」
先ほど挙げたランドナーとは持ち味が異なり、軽快な走りと耐久性の両立を再現。 スキッド好きに選ばれるタイヤは耐久性があるもののスピード志向なものではないことが多いのでガッツリ高速域で走る方には何だか物足りない事も。 しかし、そんなお悩みを払拭してくれているのがコンチネンタルのゲータースキンなのです。
ガッツリ走るけどスキッドもするって方には是非ともオススメしたい一品。 主に通勤で毎日酷使するカルチャークラブスタッフ内では先程の VITTORIA Randonneurを抑えて使用率ナンバーワンだったりします。
見た目はプリティー、耐久性は抜群
「WTB Thick Slick」
地面と接触するセンター部分がかなり肉厚に作られている、まさにスキッドのためのタイヤに間違いなし。 意外と転がりは良く、モチっとふんわりな乗り心地。 溝がないフルスリックな見た目は少しムッチリしたF1のタイヤを彷彿とさせますね。 そして何と言っても、ホワイトカラーがラインナップとしてあるのもベリーグッドでキュンとしちゃいますよね。
ガンガン走って削ったら、自分でタイヤ交換してみよう!
これまでのブログを読んで自分の走り方にあったギア比とタイヤ選びの道筋が見えたはずなので、それに沿ってカスタムしたバイクでたくさん走ってスキッド練習をしていくことが大切。そして固定ギアのバイクを乗り潰せばスプロケットとタイヤの交換頻度が上がるはず。
スキッド練習もマストだけど、自分の手で自分の自転車を修理したりカスタムしたりすることは新たな楽しみを発見できる良い機会。 しかも自分で出来るようになればいつも一緒に乗っているライバルにも差をつけるチャンス!
工具がなかったり作業手順が心配でもレンタルピットなら安心して作業できるので、タイヤ交換やスキッドで悩んだときはカルチャークラブのスタッフに聞くべし!