【In Stock!!!】BRIDGESTON MB-3 Comp Frame Set
こんにちは!大作です。
先日の店頭ストックフレームのブログはご覧いただきましたでしょうか?
中々気になるフレームが多い中だとは思いますが、実は店頭にもう一本スペシャルなフレームがあります…。
今回はそのフレームについてご紹介いたします!
店頭で「実際に組み立てたら…」のイメージを具体的に固められる絶好の機会ですので、ぜひご覧ください。
1990年製 BRIDGESTONE MB-3 Comp

このMBシリーズは日本国内ではなく、国外向けに販売を行なっており、後にRIVENDELL / リヴェンデル を立ち上げた Grant Peterson / グラント・ピーターソン がBRIDGESTONE USAで働いていた時代のモデルの内の一つでもあります。


MBシリーズについて知りたい方は以前MB-5ついての記事を書きましたので、ぜひそちらをご覧ください!

MB-3は他のモデルと何が違うの?
その違いはズバリ使用しているパイプ。
フレームを構成するパイプは全部で8本(ブリッジなど細かいパイプは抜いて)あるのですが、そこに使用されるパイプの種類によってモデルが区別されていました。

RITCHEY Logic Super Tubingという軽量なモデルが使用されており、よりレーシーな仕様となっています。



当時のレースではこの軽量さがコンマ数秒を競うときにアドバンテージとなっていましたが、現代ではストップ&ゴーの多い街中や、時間に追われがちな朝の通勤などで快適に速く走ることに対してメリットを感じると思います。
気になるサイズは「身長160cm前後から」がベスト
気になるけど乗れるかな?と思った方はこちらのサイズ感をご参考ください。

この時代のフレームはトップチューブ(575mm)が長く、シートチューブ(490mm)を短くすることで直進の安定性と、強度を持たせていました。
ですので横長でぱっと見大きく見えるフレームですが、実際に跨ると160cm前後の方が乗れるサイズ感となっています。
ちなみに身長170cmの僕が跨るとこんな感じ。

ハンドルが低く、ちょっと小さいかな?という大きさ。サイズ感で大事なスタンドオーバーハイト(股下の高さ)も10cmくらい余裕があったので、僕ならもうワンサイズ上がベストって感じです。逆に160cmくらいの方はこのフレームがベストだなと思いました。
もう一つ重要なのがハンドルのチョイス。
跨ぎやすさはありますが、サドルからハンドルまでの距離が遠いのでハンドルのスタイルが肝になってきます。写真のようにライズの高いハンドルにしたり、プロムナードバーのような手前に曲がったハンドルにすることで乗りやすいバイクにすることができます。
個人的にはプロムナードバーを装備して、あえてママチャリっぽく乗るスタイルがカッコいいと予感しています。

国外向けに販売されていたモデルですので国内で出回っている数も少なくお目にかかれる機会が少ないフレームです。
0から組み立てるときは中々完成像をイメージできないままオーダーいただくことが多いのですが(それでもオーダーいただいている皆様には感謝しかありません…!)、今のタイミングなら着せ替えのようにパーツを合わせて先に完成イメージを固めて、自分だけのバイクを組み立てることができます。

ぜひ自分だけの特別な1台を組み上げてみませんか?