BRIDGESTONE MB-5 Trail Blazer Rebuilt By Culture Club
国外向けに販売されていた「MB」シリーズ
どうも、大作です。
今回リビルドしたBRISDGESTONのご紹介です。
このMBシリーズを知ってから、BRIDGESTONE USAという存在を知り、気になってブログや過去のデータを色々調べていたら、そこには国内ではあまり見ないモデルがずらりと素敵なイラストと共に掲載されていました。
MTBモデルの「MB」、MTBとランドナーのハイブリッドな「XO」、ロードモデルの「RB」など…



そしてこの時代のフレームは、後にRIVENDELL / リヴェンデル を立ち上げた Grant Peterson / グラント・ピーターソン がBRIDGESTONE USAで働いていた時代のモデルの内の一つ 。

彼が手掛けたモデルはXOシリーズという今回とは別のモデルですが、グラントの「マインドフルに動き、ライドを楽しむ」というモットーはこのモデルにもきっとあると信じていますし、この「マインドフルに楽しむ」っていうのが個人的にめちゃくちゃいいなと思っています。
過去に走った長距離ツーリングや山の中のトレイルを思い返すと体全部を使ってMTBで楽しむあの瞬間は間違いなく心も体もその瞬間の楽しさを噛み締めていたし、なんなら一緒にその瞬間を楽しみたい。と思っています。
日常はもちろん、非日常なツーリングやライドにもぜひ。
BASSI Hog’s Back でもご紹介したのですが、ホグズバックとジオメトリーがかなり近いんです。
ツーリングバイクとして組んでも楽しそうなフレームだなぁ、なんて感じつつネットの海を彷徨ったり現在CWDに勤務しているカモさんに「これドロップでツアラーとして組んだらかっこよくないですか?」と相談したところ、30分後に下記のバイクのリンクをメッセージしてくれました。さすがカモさん…!
このスタイルめちゃくちゃかっこいい。
ということで今回はドロップハンドル、2×8段のダートツーリング仕様で組んでみました。

(ちなみに当時のカタログに乗っている完成車はこんな感じでした。)

ハンドルバーとステムはなるべくバイクに合わせてシンプルに細く、綺麗にしたかったので NITTO製のクイルステムに26.0mmクランプの NITTO Mod177 Noodle Bar、通称ヌードルバーを装備。

このハンドルは一番よく握るブラケット手前のシェイプ部分が扁平加工され、さらに若干のバックスイープが入ったツーリングやリラックスして走りたいときにピッタリなハンドル。
幅も460mmとハンドルバーバッグやフロントラックを装備しても邪魔にならず、それでいて広すぎないので長距離もしっかり走れる幅です。

走りに直結するタイヤは ULTRADYNAMICO Mars JFF 26×2.2??

大きめなブロックパターンはオフロードでしっかりと食いつき、センターの三角形のノブが繋がっているのでオンロードも気持ちいくらいスムーズに走ります。
ギア周りはツーリングでも使いやすいように2x8段に。


8速のチェーンは全国でも手に入れやすい段数ですし、耐久性もしっかり。ギアの多さはフロントをダブルにすることで補っています。
積載した状態での下りほど怖いことはないので、確実な制動力を確保するためVブレーキをチョイス。

ツーリングはもちろん、ワンデイのグラベルライドでも安心してダートを駆け巡れますよ。
リアにはラックを取り付けるためのダボ穴も存在してますので、例えば SIMWORKS Off The Road (現状在庫がござませんが…)なんかを取り付けたらあっという間にダートツアラーに変身。ぜひ自分好みのスタイルにカスタムいただけたらと思っています。
当時はMTBフレームだったけど、現代的な解釈でツーリングバイクやATBのようにある意味生まれ変わったMB-5。ぜひこのバイクでマインドフルに楽しんでいただけたらと思います。
