Front of Trail
僕達「バイカー」「ハイカー」には無くてはならない道「トレイル」そしてその入り口に続く道「林道」。
そんな林道の整備を先日”Born Trail”でご紹介させていただいた「INABU BASE PROJECT」の第1回プロジェクトとして実体験させていただきました。
開催地の豊田市稲武町。
名古屋から一時間と少しで到着するこの地域には多くの林道が有ります。
この地区にかぎらず林道といえば、MTBだけなくロードの方々もよく使われていますよね?
車も少なく気持ちよく走れる道「林道」。
そんな林道ですが誰によって維持管理されていると思いますか?
林道は道によって市や国に管理されているところもあれば、地元の人たちによって維持管理されている林道もあるのです。
今回、お手伝いさせていただいた林道もその一つ。
年に数回、地元の人達によって定期整備されているのです。
今回の整備は、林道の一部1kmくらいの区間にある鬱蒼と茂る藪の除去と台風や長雨などで道路に覆いかぶさる危険のある樹木の伐採その片付けなどがメインの作業になりました。
森林のプロの方がチェーンソウで、バッタバッタ倒し、細かくされていく木々を邪魔にならないように運ぶ。
伐採される木は、当然生木ですから水分を含んでいて重い重い。
伐採 → 運搬 → 木屑掃除。
こんな作業を繰り返していきます。
そうすると鬱蒼として暗かった林道に見違えるほど光が差し込み風通しも一気に良くなります。
なかなかの重労働ですが、光が差し込むようになった林道はとても輝いて見えます。
普段何気なく走り使っている林道ですが、その維持管理はやはり大変であることを痛感します。
この苦労を知らずして、ただ漫然と林道とトレイルを使い、我を張りあうなど愚かな行為であると言えるでしょう。
地元の人や整備してくれている多くの関係者に感謝しながら使わなければ申し訳ない。
自然とそんな思いになってきます。
そんな思いになれただけでも今回の参加には意味があったと感じます。
9:00〜14:00まで続いた作業も終了し。
その後は、この林道の上にあるトレイルを使い山頂までハイキングしてみました。
綺麗に整備されたトレイルを歩き。
山頂まで行くと
心地よい風が吹き抜け、最高の景色が広がっています。
トレイルと林道の成り立ちに思いを馳せながら立つ山頂は、いつもと少し違った景色に見えてきます。
こんな素敵なイベント、日程は未定ですが次回開催も予定されています。
また詳細が決定次第、皆様にお伝えしていこうと思います。
皆様の心に少しでも興味が湧いていたら幸いです。
よろしくお願いします。