輪行袋いらないなんて・・・
僕は電車が好きです。
でも、鉄男というほどではありません。(正直、車両名などさっぱり分かりません)
ただ車窓に流れる景色を見るのが好きなのです。
だから、できれば窓際に座りたい。
常々そう思っています。
さて僕の電車感は置いておいて、ここポートランドには路面電車が走っています。
自動車を使わない人たちの足です。
市街と郊外を結ぶように路線図が組まれています。
利用料金も単純で2時間以内の利用であれば2ドル50セント
一日5ドル
一ヶ月100ドル
となっていて、更に1週間パスや2週間パスと言ったものもあり短期滞在者にも充分使いやすいチケットシステムなっています。
チケットは、駅にある券売機で買うことが出来ます。
そしてこの路面電車の注目すべき点は、自転車をバラさずにそのまま載せることが可能なのです。
各車両にある二台分のスペースであれば日本のように輪行袋に入れずとも車内に持ち込むことが可能です。
アップチャージもありません。
写真のようにタテに乗せるのが基本となりますので。あまり重い自転車だと不便でしょうが省スペースを望むので致し方ありません。
スペース自体もベビーカーや大きな荷物と共用です。
とはいえ、こんな便利なシステム最高ですよね。
車の多い中心地を乗らずに郊外に出て走り始めたり、
雨やパンクなどのアクシデントに見舞われても電車に乗ってすぐ帰れる。
何と便利なシステム。
ただこういったシステムは、利用者のマナーであったり譲り合いの心などに依存する部分も高く、使えるからと言って何でもありというわけではありませんよね。
実際にベビカーが乗ろうとしてきたら自然に自転車が別の車両へ移動したり、
譲られる方も「ありがとう」と自然に答える。
何と素敵なコミニュケーションでしょう。
トレイルと同じくココでもシェアという文化が根付き、このシステムを支えているのです。
階段の多い駅構造の日本では大変かもしれませんが、譲り合いという心は日本人も負けず劣らず持っている心です。
時間帯や使用可能な駅を調整して是非とも導入していただきたいシステムです。
JRさん・名古屋市営交通さん、なんとかなりませんかね。
お金以外の協力は惜しみませんよ!!
よろしくお願いします。