SAVE THE 26inch!?〜寝かすにはまだ惜しい26インチホイール
26インチホイール
このリム規格は、一昔前までMTBのスタンダードと言われるサイズでした。 いわゆるママチャリの26インチサイズとはリム外形が異なります。(ちなみに、スポーツバイクはリム径が559mmで、ママチャリは590mmです。)
少し前までのMTBを見ると、多くは26インチホイールのフレームでしたが、ここ5~6年ほどでスタンダードは27.5インチ(650B)や29インチといった規格に移り変わっています。

けれども、26インチホイールの自転車が全く日の目を見ることがなくなった訳ではありません。 ハンドリングの取り回しやすさやホイール剛性の高さから、ダートジャンプやパンプトラック、ストリートMTBなどアグレッシブな遊び方をする自転車には持ってこいなのです。
もちろん、僕の26インチサイズのバイクはダートジャンプ用のバイク。 三重県にあるゴンゾーパークに遊びに行くのがいつも楽しみ!!
サーリーでもLong Haul Trucker / ロングホールトラッカーやPack Rat / パックラットといった、26インチサイズのバイクがまだまだ現行モデルとしてラインナップされています。
安定感のある太いタイヤで乗りたいけど、27.5インチや29インチだと車輪自体が大きくて小柄な方や女性には乗り辛いことがあったりしますよね。 そんな時に26インチホイールのバイクであれば、タイヤは太くても、フレーム自体が低くなっているので乗り降りもスムーズになりますよ。
フレームのジオメトリーにもよりますが、倉庫で眠っている26インチサイズの バイクをシングルギア化してパークバイクとして遊べるように組み替えたり、我々が大好きなCRUST BIKESのカーゴフォークを使ってクルーザーにしてみたりなど、今の楽しみに合ったリバイバル方法を一緒に考えてみませんか?
もちろん自分のところではなく、周りで活かしてくれる人を… との事でしたら是非ご相談下さい。
新しい物を手に入れることだけが新たな世界の入り口ではありません。
『どんな角度から、物事を見るか』が鍵になります。
私たちは、そんな鍵探しのお手伝いもしたいのです。