意外と知られていないパーツ- リーチアジャストボルトを調整しよう
カルチャークラブにはまだまだ使える中古パーツが多くあります。
それは以前憧れていたけど、当時は買えなかった物だったり。 はたまた、レンタルピットで自分の自転車を触って誤まってパーツを壊してしまった時、暖かい我が家に帰るための応急のパーツだったりになりますよね。
さっき在庫品のチェックをしていたのですが、ふと、あることが気になりました。 このパーツの、この仕組みは意外と知られていないんじゃないかな。 これを知っていたら可愛い彼女やお子さん、怖い奥様といった大切な人たちをより安心して自転車に乗れるようにしてあげられるのに。
それは自転車に必ず装備されているブレーキレバーのこの部分。

それはちょっとだけ飛び出ている小さなネジ、リーチアジャストボルトです。
2mmサイズというなかなか出番のない六角レンチで締め込んでいくと、ほら、ブレーキレバーが少しだけハンドルバーに近づいたでしょ。

この小さな変化でもレバーのスタート位置が手前に来ることによって、手の小さな女性やお子さんでも無理なくブレーキをかけられるようになるんです。
ドロップハンドル用のブレーキレバーにも備わっていて、このレバーは六角レンチを挿している位置にあります。(※モデルによってリーチアジャストボルトの位置は異なります。)

あの人が最近あまり自転車に乗らないのは、実はブレーキがかけづらくて怖いのが原因かもしれません。
リーチアジャストボルトを調整して、安心して自転車に乗れるようにしてあげましょう。
この小さい心遣いで、普段は怖い奥様が一日くらいあの日のことを忘れて過ごしてくれるかもしれませんよ。