手を動かしましょう – レンタルピットのすゝめ
さあ、今日も車輪を組もう!とスポークを一掴みしたら、一輪分のピッタリ32本でした。
不思議なもので毎日の様に自転車を触ったり、立て続けに同じ作業をしたりすると感覚が鋭くなっていくのを感じます。
単純に作業時間が短くなっていくだけでなく、細かなことに目が行ったり、新しいことを発見したりすることもあります。
「どうだ、凄いでしょ!」といった自慢話ではありません。
こういった感覚は、仕事や日常でみなさんも感じたことがあるのではないでしょうか?
今日行われていたGrease Monkey Bike SchoolのGorilla Spun Wheel Building Class3回目でも、みなさん先週の一本目よりもスピーディーに、そして精度良く組み上げられていました。
メカニックスクールが行われているレンタルピットの前では「触ったことないからできないよ」とか「やり方が分からないよ」と言った声を時折耳にします。
でも、いや、だからカルチャークラブがあるのです。
誰でも最初から自転車が組めるわけでもパッと車輪が組めるわけではなく、たくさん失敗して色々なものを壊しながら、少しずつ自転車を理解していくのです。
その足掛かりが、僕らカルチャークラブでありたいと思っています。
そのための中古パーツの販売でありGrease Monkey Bike Schoolでありレンタルピットなのです。
Grease Monkey Bike Schoolで基礎を学び、壊しても気兼ねのない中古パーツを買い、レンタルピットで壊す(いや直す)。
この流れを繰り返すことで自転車への理解が必ず深まっていきます。
もし、より早く理解したいということであれば、最初のふたつを飛ばして「レンタルピットで壊す」から始めてもOKです。 それが自分の自転車であればより慎重になるので壊す確率が下がり、理解しようという気持ちにも繋がります。
レンタルピットで壊せば「パーツ代がウヒヒヒ」とか思ってはいません。 そして僕たちも鬼ではないので、みなさんの作業をコッソリ見ています。 見ていないようでもコッソリ見守っています。
もちろん「それは危ない!!ストップ!!」と思った時は、すぐに声をかけます。 だから安心してレンタルピットを使ってみてください。
まずは触ってみましょう。
「パンク修理」でも「チェーンへのオイル差し」でも「空気入れ」でもなんでも構いません。 もちろん、「フェイシング」や「タッピング」などに必要な専用工具もケミカルもお使い頂きます。
そうです、自転車に関することならほとんどすべてレンタルピットで出来るようになっています。
皆様にも、自らの感覚を鋭くして頂いて自転車への理解を深めて欲しいのです。
また、明日まで「今、投票に行かないのであれば、何を僕らはつぶやく必要があるのだろうかSALE 」を実施中です。 今回はレンタルピットにも特典がつきますので、是非この機会に手を動かしてみましょう。