Lefty Hubで車輪組み
もしかしたら聞いたことがあるかもしれない、見たことがあるかもしれない。 どちらもないかもしれない。 そんな、自転車のハブの中でも珍しいとも言えるLefty Hub / レフティ・ハブ をご存知でしょうか?
これは、バイクメーカー Cannondaleが提唱する規格で左だけの片持ちフォークに使用されます。 なので、フォークが片側しかないということは、ハブも片側だけで固定が出来る特殊なものになっています。
今回はフォークを片方だけにするメリットではなく、多くのグラベルライドを乗り越えてダメージを負ったリムを交換して、新しい車輪を組みたい!というご相談のお話。
いざ、ピットイン…あれ….? 片側だけでしか固定できないハブって、どうやって振れ取り台に乗せて車輪を組むんだ….?
大丈夫、心配することなかれ。
カルチャークラブのピットにはレフティー・ハブ用の工具を常備してあります!
UNIOR / ユニオール のレフティー・アダプターを使って一般的なハブと同じ様な、左右両方から固定できる状態になります。 これで振れ取り台に乗せて、いつも通り車輪組みやメンテナンスができます。
この工具がない場合、確実なメンテナンスや車輪組みはほとんど行うことが出来ません。 キャノンデールのレフティー・ハブのホイールでお困りの方は、カルチャークラブをお尋ねくださいね。 もちろん、この工具はレンタルピットでもご利用頂けるので、自分の手で自分の自転車を触って経験値を高めるのもOKですよ。
最後に…. 実はあの CHRIS KING / クリスキング はレフティハブをラインナップしています。 しかし、既に廃盤となっており、あとほんの僅か在庫があるみたいですね。
このラストのハブでしっかりと決め込んだ、永く安心して使い続けられるホイールなんてのもいかがでしょうか?