Good job GUJO.
今年の夏にやり残したこと。
海に行く、花火をする、海鮮を食べる…数えれば数えるほどあるのですが、その中でも今年こそは!と意気込んでいた「Bike To 郡上踊り」がありました。
お盆に行われる徹夜踊りに行こうと考えていましたが、時の運を使い果たしたのか見送ることになりました。
まあ来年も郡上踊りはあるし…と、そんな簡単に諦めをつけることは出来ず、モヤモヤが治まらなかったため先日行ってきてしまいました。
Bike Toと言いつつも、スタートは輪行から。
電車の行き先は岐阜駅。 名古屋からは30km程なのですが、平日の通勤時間で車が溢れ返る街中を走るのは良い選択とは思いません。 また、県外に向かう電車であれば通勤時間でもそれほどギュウギュウに混み合うことがない点も重要です。
輪行と聞くと長時間のイメージされやすいですが、交通量が多い国道や悪天候の際には短距離でも活用することで快適に移動することができます。

今回のメンバーは、PFMのバリスタとRIDEALIVE静岡で一緒に前日入りしたお客さんと僕、カモの3名。
岐阜駅に着いても朝からの雨は上がっておらず、どんより曇り空。 しかし、雨雲レーダー見る限りでは大物は過ぎたようなので一路北を目指します。
岐阜県から長良川に沿い富山県の高岡まで続く国道156号は、起伏も少ないため黙々と走り続けるとあっという間に終わってしまうためイチコロ線と呼んでいました。 しかし調べてみると実際は、岐阜県と富山県にまたがる山間部にある谷の斜面を削った区間があり、かつては道幅が狭く大変危険だったため「(谷に落ちたら)イチコロ線」というのが本来の由来でした。

今回はイチコロ線から長良川を挟んだ県道をチョイス。 緩い登り基調ですが川沿いなので、ガツンと登ることはなく木々の間を走り抜けることが出来ます。 車も片手で数える程しか通らないためストレスも感じません。 良いことずくめです。
シングルスピードでも難なく行けちゃいますし、後ろから追い抜いてくる車や信号の変わり目も気にしなくていいので、サドルトークの花は満開でした。
途中、電車から降りたら目の前に温泉という魅力的な駅もあったりしました。 郡上踊りに電車で行くときには、ここでサッパリしてから。 という贅沢プランもアリですね。
走り始めてから60kmほどで郡上に到着です。 今回は雨の影響もありスタートが昼前だったので夕方になってしまいましたが、早めに時間からであればお昼ごはんにウナギを食べることもできます。
僕らは間に合わなかったので、翌日にご対面しました。 初めて白焼きで食べたのですが、ふわふわの身に山葵醤油が効いてサッパリするのでジメジメとした夏にピッタリで大満足の美味しさでした。 しかし2人が選んだタレの香りも魅力的だったので、次はタレにします。
踊りの会場となる街中を散策すると、古民家をリノベーションした新しいお店が多く立ち並んでしました。 その中で、今回立ち寄ったのはTAKARA GALLERY / タカラ ギャラリーさん。
デイジープリントワークスによるCultureClubのTシャツやGNOMEのTシャツで馴染みがあるシルクスクリーンを体験できます。 恥ずかしながらタカラギャラリーさんにお邪魔するまで、シルクスクリーンが郡上の地場産業であることを知りませんでした。
ここでは郡上踊り必須アイテムの手ぬぐいに刷ることができます。 これでいつ踊ることになっても大丈夫です。 もう今から来年の郡上踊りが楽しみで仕方ありません。
今回は雨雲に振り回されてしまい予定よりも大幅にライド距離が短くなってしまいましたが、輪行を上手く活用することで、いつもとは違ったライドを楽しむことができました。
また、ライドするだけでなく立ち寄った街や地域を知ることで、路面から目線が上がり見える世界が広がります。 そして、お土産話も豊かになって次にまた行く時には仲間が増えるかもしれません。
詳しいルートや寄ったお店のことなど、まだまだ書き切れないくらいあります。 気になった方は是非ともCultureClubへお越し下さい。 マップを用意して待っていますね。