Fun is here.
名古屋から中央道を経由して約4時間、山梨県で開催されたバンクイベントTRACK BIKE UNION。
決して近いとは言えませんでしたが、久し振りに修学旅行前夜のウズウズする感覚を味わってきました。
目を爛々とさせて到着した山梨県の境川競輪場は高台にあり、空も近く街を見下ろすことができる開放感のあるバンク。
参加者は関東方面だけでなく、僕らよりも遠くの関西から来ている方々もいて、普段一緒になることがない様々なコミュニティーが混ざり合う貴重な時間でした。
カルチャークラブとしては、ユーズドパーツとレンタルピットサービスを持っていきました。
予想通り「ギア比が足りない!」、「チェーンが足りない!」などなどトラックレースならではの悩みの声と共に多くの方に利用していただけました。(かく言う僕も、普段のギア比3.2では足りず、2種目からはギア比3.69に変更しました。
イベントでは競輪選手の生の走りを文字通り眼の前で見ることも出来るし、周回レースを逃げ切りで勝とうとする人をどうやって捕まえるか、いつアタックを掛けるかなど美味しいフードを片手に観るだけでも楽しめます。
1周を1対1、3周を10人前後、主催の25Las Bicycle Worksにちなんだ25週を10人前後で走るものもあれば、1周毎に最後尾の人が足切りになり最後の1人になるまで競うエリミネーション、スターターが合図をするまで足を着かずにスタートラインを越えてはいけないという位置取りが重要なアンノンディスタンスといった様々な種目が用意されていました。
今回はプロとアマチュアでクラス分けがされていましたがどちらに参加するかは自己申告制で、「アマチュアで走ったけど、まだ行けそう!」となれば次の種目はプロクラスに変更することもできました。
それぞれの種目もスタート直前までエントリーが可能だったため、「出るつもりはなかったけど観ていたら楽しそうじゃん!」となればエントリーすることもOKなカッチリし過ぎない流れもあり、「レース」感は強くなくてまるで運動会のようなワイワイとした雰囲気が心地良かったです。
all photo @muto_photo
今年はあともう一回開催するかもしれない、とのこと。 今のうちから固定ギアに慣れておくとバンクをより楽しめますよ!
イベントに出るには固定ギアであればいいので、サーリーのスチームローラーの細めのタイヤをチョイスしたバイクでも大丈夫。 もちろん、トラックレース向けのハブを使ったホイールでバチッとしてもOK。
「まずは固定ギアに乗ってみたい!」なんて方、ナイスタイミングなことに来週6/15が第3金曜日なためナイトオリエンテーリングCHILL!!/チル!!があります。 夜9時頃に久屋大通周辺で遊んでいるので、是非お声掛けください!
楽しみは意外と近くにあるものですよ。