Do you like this bike?
さて、今日はご納車させていただいた自転車があまりにかっこよかったのでご紹介。
アメリカは、サンタクルズのほど近くアプトスに居を構えるBlack Cat Biycles。
彼の工房の真正面は、通称ポストオフィスと言われた伝説のジャンプトレイルがあった場所であり裏山にはATBトレイルと乗るには困らない環境、そこからフィードバックされる多くの経験が制作するフレームに込められ、生粋のサイクリストたちに愛されるハンドメイドブランドとなっています。
そんなブラックキャットの現在の制作待ち期間は、約3年。
それだけ待っても手に入れたいと願う人達がたくさんいる程の自転車であり、ソレを証明するように昨年2016年のNAHBSでは最高の栄誉を受賞しています。
今回は、そんなブラックキャットの自転車を組ませていただきました。
【BlackCat 29erATB】
Frame:BlacCat 29erATB
Head Parts :ChrisKing NoThreadSet1-1/8”
Components:Shimano SLX(M-7000)
Tire:MAXXIS Ardent 29×2.2
もはや言葉は不要かと思うのですが、幾つか野暮ったくご説明させていただきましょう。
The ATBとなっています。
日常から非日常を行き来するための道具として組ませていただきました。
レースという異常な環境下でなければ、サスペンションや変速機は必須ではありません。
むしろその2つを外すことで価格も抑えられ、より自分と自転車が一体となり道と対話することが可能になります。
かと言って、本当のシングルスピードですと行動範囲が狭まってしまいますので手動式になりますがスライドするドロップエンドを活用しリアだけ2枚ギアを用意しています。
コンポーネントは、Shimano SLXグレードのパーツで統一させて頂き、適正なチェーンラインとフレームクリアランスを保つためにあえてBoost用+3mmのクランクを使用しています。
まあ、見た目からは全く分からないのですけどね。
そんな自転車はもう、オーナー様と自在に街に山にと繰り出して頂くだけとなっています。
さて、今回なんでご納車させていただいた自転車のご紹介をしたかといいますと、CultureClubでも自転車をご注文いただくことは当然可能であり、多くの僕達らしい選択肢をご案内させて頂けるというご紹介でもあります。
これから定期的にご紹介させて頂く自転車の数々。
もしその中にお好みの自転車があれば、それは僕達CultureClubと波長が似ているという事であり、お話させて頂くときっと楽しい化学反応を呼ぶことができると思っております。
今やネットでどんなものでも買える時代ではございますが、画面ではなく会話の中から生まれるアディアや提案は、きっとよりお客様に近いモノ・コトを提供させて頂けると信じております。
自転車のことに関する御相談であれば、「いつでも」「なんでも」投げかけて頂ければと思っております。
先ずは自転車紹介の第一弾をお楽しみ頂き、皆様の妄想自転車の参考にお使い下さい。
そしてこれからもよろしくお願いします。