経験はよき教師である
「知っている」と「やったことがある」では、大きな違いがあります。
簡単そうなグリップを交換するだけでも発見はあります。
(手で押し込めばスルスルと入ると思いきや結構キツイ…
たしかこんな時はコンプレッサーを使うんだったよな。
あれ? コンプレッサーでも少しずつしか入っていかない… グリップって、こんなキツイのか…)
この作業の時、テレパシーは使っていませんがこんな心の声が聞こえていました。 だって、走っている時に握ってズレたら危険ですもの。
では、「知っている」が「やったことがある」に変わると何か良いことはあるのでしょうか? 良いことの基準は人それぞれですが、マイナスにはなりませんよ。
よく言われるのが「可愛い子がパンクして困っていたらサッと助けられる」という都市伝説みたな謂れ。 偶然目の前にパンクしている可愛い子が現れる確率と、自分の自転車がパンクする確率で言ったら、もしかしたら後者の方が確率が高いかもしれません。
では、そんなことにならないようにまずは自分の自転車を、自分で触れるようになっておきましょう。
「じゃあ、まずは何からやればいいの?」
まずは自分の自転車を、いつもより少しだけ注意深く見てみましょう。
汚れ、タイヤの傷、ワイヤーのほつれ、チェーンのサビ。
どうですか? 他にも、「ここの調整ってどうやるんだろう?」 「ここっていじっても大丈夫かな?」 などなど、何か気になるところは見つかりましたか?
それでもう一歩前進です。 でも、そこで放置すると最初に戻ってしまうので要注意です。
その次は調べて、実際に触ってみましょう。
「この工具あったかな?」「ここでオイル差したら床が汚れるかも…」「空気ってどれだけれ入れたらいいの?」と手が止まってしまった方、そんな時はCulture Clubのレンタルピットを活用してみてください。
ドライバーや六角レンチに始まり、専用工具やオイルなどのケミカル類も使える名前の通り「レンタルピット」は、「やってみる」場所や機会を提供しています。
どんな小さな作業でも、「こんな作業もできるんですか?」みたない相談からでも構いません。 よし! やってみるか! となった方は是非ともご予約をお待ちしています。
PS:作業が無事終わって、服が汚れてる…なんて経験はしないようにエプロン持参が吉ですよ。