新芯信 – CHRIS KING R45 Disc Hub Axle Change
スモールパーツひとつから手配ができるので、万一のことがあっても安心なChris King / クリスキングのハブ。
そこにはユーザーに対して長く同じ物を使い続けてもらいたい。 そういった思いがあります。 しかし、同じ物を長く使うと言っても現代は規格乱立春秋時代。 フレームを変えてしまうとフレームエンドの規格が変わってしまう事もしばしば…。
信頼して使っていたホイールがフレームが変わった事によって使えなくなってしまうなんて、それ以上の悲しみはありません。
しかしクリスキングは、その間に自転車細部の規格が時代と共に移り変わることもわかっています。
そして、彼らは「同じ物を長く使い続ける」ということに対するアンサーとしてスモールパーツを全て手配出来るようにしてくれています。
クリスキングの場合には、ハブというパーツの中で最も重要である軸、アクスルを打ち替えてあげれば、フレームの規格の変更で愛用のホイールが使えない! という悩みは解消することが出来ます!!
ということは、その逆も出来るってことですよね。
そこで今回は、12mm Thru-axleのR45 CenterRock Disc HubをQR-axleに打ち替えてみました。
でも、打ち替えの作業が大変なんでしょ….?
いいえ、すごく単純な作業です!
打ち替えに必要な工具はこれだけ!
このシンプルな仕組みを作るのにどれだけのアイデアが詰め込まれているのでしょう。
アーレンキーは5mmを2本と2.5mmを1本、そしてクリスキングの専用工具。 細いアーレンキーはしっかりと入る高精度のものをオススメします。 また、クリスキングの専用工具はレンタルピットでもご用意してますよ!
ハブからアクスルを抜くときはアジャスターコーンと呼ばれる2.5mmのボルトがあるパーツを外して、アクスルごと押し出してあげればOK!!
ここは強い力がなくても、ポンと外れます。
外したアクスルと一緒に取出せるフリーボディーとベアリングは手で外すことが出来ます。
新しいアクスルにベアリング(向きがあるので要注意です!)とフリーボディを取り付けてハブに入れてあげれば、あなたの新しいバイクの規格に合った信頼の出来るホイールの完成!!
※尚、6穴用Disc HubとCenterRock Discはリアのみベアリング位置が違うので、互換性はありません。また、15mm Thru-axleには出来ませんのでご注意ください。
今回は折角アクスルを打ち替えるついでに色も。
鋭い方はもうお気付きかと思いますが、マットカラーシリーズで使われているブラックアルマイトのアクスル交換してみました。 艶ありオールブラックのハブにしたいこだわり屋さんは注目ですね。
簡単にこの様な規格変更が出来るということは、メンテナンスをするためのハブ内部へのアクセスも容易ということです。
節目、節目でオーバーホールやグリスアップを行って、より快適に前へ前へと進んでいきましょう。