ベアリングには大きく分けて2種類あります。一つが今回のテーマ、シールドベアリング。もう一つがカップアンドコーンベアリングです。
そして基本シールドベアリングはベアリング自体を開けてはいけないのでオーバーホールなどはできません。
しかし今回ご紹介する CHRIS KING はシールドベアリングなのに、オーバーホールが出来てしまうのです!
そこが CHRIS KING 一生使える大きな理由の一つです!
ここからが本題!
今回はヘッドパーツのオーバーホールを簡単にご紹介していきます。
今回は外してある状態からやっていきます。
まずはシールドベアリング特有の水やゴミの侵入を防ぐシールド部分を外していきます。
何度も言う様ですがクリスキング以外でこれをしてしまうと壊れてしまう可能性があるので絶対にやめましょう!
外す事が出来たら順番や裏表があるので分かりやすい様に順番に並べて行くのが良いと思います。
バラしが完了したらここからは洗浄作業です。
パーツクリーナーなどでネジ部分やベアリングを洗浄していきます。
洗浄が完了したらペーパーなどでしっかり吹き上げ、乾燥させてあげてください。
パーツクリーなどが残っているとこの後のグリスを入れる際に流れてしまう可能性があります。
そしてクリスキングのベアリンングには CHRIS KING Silver Grease と言う専用のグリスがありますのでそちらを入れていきます。
全体の半分ほどに塗布したらベアリングを回転させて全体に馴染ませていきます。
全体に馴染ませたらシールなどを元に戻していきます。
この際に先に述べた裏表と向きを間違えないように注意しましょう。
そして組み付けが出来たらはみ出してしまったグリスを噴き上げて作業は終了です!
さて今回この記事でオーバーホールさせていただいたこちらのヘッドパーツ、実は新入荷商品です!
CHRIS KING 1″ 2Nut HeadSet
¥ 15,000-In tax
状態: | 中古(OH済み) |
サイズ: | 1インチ(2 Nut) |
カラー: | ターコイズ |
入荷したのは既に廃盤モデル、廃盤カラーの2nut ターコイズ。
これは一瞬でなくなってしまう予感….
他にもカルチャークラブにはクリスキングのヘッドパーツやBBなども在庫がございます。
WEB SHOPにも在庫が載っていますのでぜひチェックしてみてください!