【フルフェンダーとスタンドの共存計画】SURLY Pack Rat
コミューターバイクにあったらいいアイテムの二大巨頭といえば「フェンダー」と「スタンド」ですよね。 雨の日や雨上がりでも安心なフルフェンダー、どこでも安全に駐輪できるセンタースタンドタイプのダブルレッグスタンド。 これがあれば、通勤通学や街中のサイクリング、週末のピクニックもトラブルフリーで楽しめちゃいます。
そうとなれば、今回もお任せオーダーをいただいたSURLY / サーリーのPack Rat / パックラットにもインストールしようじゃないかとピットイン。

まずはそれぞれの取り付け方をチェックしてみましょう。
フルフェンダーの取り付けが考えられているフレームには、BB(ボトムブラケット)の後ろのパイプにボルトが入るアイレットが備わっています。 スペーサーを利用してタイヤまでのクリアランスを調整して、このアイレットにボルトを通してフェンダーとフレームを固定します。
お次はセンタースタンド。
車体を真っ直ぐに停めるためにはダブルレッグスタンドが最適です。 このタイプのスタンドは、BB(ボトムブラケット)の後ろのスペースに挟み込んで固定します。
サーリーのトラッカー・キックスタンド・プレートを合わせることで、フレームへのダメージを抑えながらしっかりと締め込むことができます。( 実はパックラットやクロスチェックにもサイズが合います。 しかし、タイヤが太い場合にはホイールの取り外しの際に空気を抜く必要がありますのでご注意ください。)

では、この「フルフェンダー」と「センタースタンド」を一緒に取り付けようとすると…

そうです、センタースタンドがフルフェンダーと取り付けるダボ穴を邪魔してしまうのです。 (ロングホールトラッカーなどのツーリング・モデルは BBらタイヤまでのクリアランスが広くとられていることが多いので一緒に取り付け出来ることもあります。)
どちらかを諦めれば話は早いのですが、そこを何とかするのがカルチャークラブ。 今回はこちらのL字金具に一役、いや二役買ってもらいました。

使い方は至ってシンプル。
まずはフルフェンダーに取り付け、L字金具をセンタースタンドのボルトで一緒に固定するだけ。 フルフェンダーを外してみると、L字金具の穴が本来フレームにあるダボ穴の代わりになってくれています。
スチャッ。

フレームやパーツに合わせて加工がL字金具の必要なため車体をお預かりしての作業となりますが、ビシッと綺麗にフルフェンダーとセンタースタンドを一緒に取り付けてみせますので、カルチャークラブにお任せください!
また、車体の種類によっては取り付けが難しい場合もありますので、悩まれている方はまず一度ご相談くださいね。




