【ライドレポート】四国to名古屋ツーリング ~前編~
こんにちは!大作です。
今年も夏休みをいただきました。ありがとうございます。
ご来店を予定していた方はご迷惑をおかけしました。すみません。
さて、夏休みは旅をしている最中の独特の非日常感が忘れられず、Google Mapを開いて仲間とやんや言い合い決めたツーリングに行ってきました。
今回は四国は高知県をスタートに名古屋へ帰ってくるルート。

1年半ほど前の入社前ツーリングで初めて足を踏み入れた四国。その独特な景色や新鮮な海産物が忘れられずまた行きたいという思いと、僕がサークルズに入るきっかけになった大先輩が地元高知で自転車屋をはじめるということで会い行くという2つの理由でスタートは高知になりました。
名古屋発、高知着では無いのは一緒に走ったべいちゃんが最初に楽(飛行機輪行)をして後は走るだけのスタイルが好きだということで。(僕はあまりやらないスタイルので好奇心から賛成しました!)

ひたすら現地を堪能する
高知に到着して走り出すとそこは初めての景色。
空港周りに広がる田んぼも、遠くに見える山や海も全部がいつもと違う非日常感に胸を高鳴らせ、事前に決めた目的地へとペダルを回していく。


海では童心に帰った気持ちで水切り遊び。(海ではやらんやろ!というツッコミをSNSでいただきました)

ついでに景色のいいこの場所でみんなのバイクスタイルをパシャリ。
僕はハンドル、フレーム、サドルバッグの3つに全てを詰め込みました。着ているのは浴衣生地でできたアロハ。後々ご紹介します。

べいちゃんことアサイくんはサドルバッグに全てを凝縮。アロハはサークルズで販売中のEANBE。そしてバイクは最近記事にもなったWILDE Rambler SL。700x50cのどこへでも走れる装備。

最後はお客さん。なんと今回のツーリングが納車ライドというなんとも羨ましいシチュエーション!
バイクも夢が詰まった最高にクールなバイク。

忘れられない鰹のタタキをもう一度
高知といえば「鰹のタタキ」
入社前ツーリングで食べた鰹のタタキが思い出補正で美味しく感じただけなのかと心配していましたが、そんなことはなくちゃんと美味しかったです。

一切れ2cmくらいの分厚さがある鰹をタレと玉ねぎ、ニンニクを一緒に頬張る…!

食べられないと思っていた「シンコ」も食べられました。シンコは生まれて1年未満のソウダガツオのこと。刺身とは思えないモチモチした食感がやみつき!鮮度の落ちがとても早く、地元でしか食べられない刺身でもあります。こうした旅先ではその土地のものが食べらるよさがありますね。

食以外も堪能します。
先ほどの特産物も、街も作り出しているのは人間。その土地に住む人と交流してみるとよりその街を知れたり、好きになったりするかもしれません。
高知県は香美市という山の麓に近い場所。その街から少し外れたところにあるアウトドア用品の販売や衣服の製作を行なっている「一二の用品店」さん。そこでPOP UPしている今回メインの目的地「Oyot Cyclery」へ。

店舗内に入ると「自転車」と「美容院」を掛け合わせた空間が。お子さんの髪を切っている間に旦那さんが自転車の相談をするという日常の一部と非日常の一部が一緒になってとても新鮮で面白く、気づけば長居する居心地のいい空間でした。
実は夫婦で自転車屋と美容院を営む高橋夫妻。Oyotの「O」は車輪と鋏の輪から来ており、「y」と「t」はそれぞれのイニシャルだそう。めちゃくちゃステキな名前じゃないですかユウヤさん…!!


もちろん一二の用品店さんの商品もずらりと並んでおり、自転車とアウトドアのクロスオーバーされた空間でもありました。これはどれだけでも居れる…

ちなみにOyot Cycle ではオーダーのフレームバッグを発注することができます。バッグは僕たちカルチャークラブから自転車で数分のところにある「POT equipment store」で制作されるWELLDONE bag
一緒に走るお客さんが早速オーダー。段ボールをフレームに当てがってサイズと形、ジッパーなど仕様を決めていきます。


もし高知にお住まいの方でフレームバッグをオーダーしたい!という方はぜひOyot Cycleryへ相談してみてくださいね。

お店に滞在中、様々な方がご来店されていましたが高校生の時に頑張って買ったキャノンデールのMTBを30年近く乗り続けている方や、ステキな家具を作る家具職人をされている方が自転車の相談をされていたり何やら自転車を通じてコミニティができつつある雰囲気を感じられました。
その空間にいる事で地元の話ができたり、おすすめの道を紹介してくれたり、感情を共有できたことは美味しいものを食べたり、美しい景色を見るより長く思い出に残る瞬間なのかもしれません。
後半に続く-