*発掘情報(2017.07.29)
今日のご紹介は、僕、カモのキャンプツーリングの相棒でもあるこちら。
アメリカはアナポリスのVeloOrage/ベロオレンジ。 レースするだけが自転車の楽しみではなく、もっとラフに、そして気楽なライドスタイルを提案するブランドが作ったモダンツーリングフレーム。
目を引くには鮮やかなオレンジですが、実は色んなとこが面白いフレームなのです。 まずはこれ。
リアブレーキワイヤーはフレーム内の小さな真鍮のパイプを通ります。 これにより、水の侵入を防げる上にライトで照らしながらワイヤーを探り当てることなくワイヤーの交換が簡単にできちゃいます。
フォーク下に設けられた、2つのネジ穴はフェンダー取付以外にも工夫次第で色々できそう。

他にも各所に付いているアイレットによりキャリヤの装着や、フェンダー、カゴといったものまで取り付けられます。
そして、前後ともインタナショナルスタンダードのディスクブレーキマウントを装備しているため、雨の日はもちろん、日本特有の急な下り坂でも安心してライドすることができます。
また、タイヤクリアランスはフェンダー使用時で35c、フェンダーを使用しなければ38cまで履くことができます。 僕はディスクブレーキの利点を活用して700cから650b(27.5インチ)にインチダウンをして、SimWorks by PanaracerのTHE HOMAGE 650bの43cを履いています。 チェーンステーとサイドノブのクリアランスはギリギリなので、これは自己責任でお願いします。

昨日シムワークスよりリリースされたVOLUMMY / ヴォリューミーなら、27.5×1.75″と27.5×1.5″があるので、ピーナッツ・バターのサイドウォールと合わせてみても良いかもしれませんね。
また、細かな仕様は以下の通りとなっています。
*The headset is standard 1-1/8″
*bottom bracket is standard 68mm threaded
*27.2mm seat post
*28.6mm clamp size front derailleur
*135mm rear spacing and 45mm fenders with 35mm tires.
*IS mount disc brakes (hydraulic or cable)
一見するとクラシックな佇まいなツーリングフレームなのでドロップハンドルで王道なアッセンブルもアリですが、ディスクブレーキ仕様でもあるのでフラットバーやHバーハンドルでアドベンチャーな雰囲気を出すもアリですよ。
この夏はオレンジで攻めてみませんか?