タイヤの中は何だろな?
今日のレンタルピットでは若人が「すげー!」なんて、声を上げて盛り上がっていました。
ハブのナットが割れてしまい、ユーズドパーツの中から規格が合いそうなハブを漁って交換するという作業。 スマホでやり方や仕組みを調べながら、無事にホイールの修理を行っていました。
こうやって自分でも触れそうな箇所について調べて実際にやってみれば意外に簡単に直せたりすることもあります。 また、自分で直せるようになる以外にも良いことがあるみたいですね。
というわけで今回は、自分でも触れそうな箇所の中からホイールについてお話します。
タイトルの通り、タイヤの中には何が入っているでしょうか? まず思い浮かぶのはチューブですよね。 そして忘れちゃいけないのはリムテープです。
リムには基本的にニップルとチューブのバルブを通すための穴が開いています。

この状態のままタイヤをはめてチューブに空気を入れていくと、その穴にチューブが直接当たってしまいパンクしてしまいます。 それを防ぐ役割を果たしているのがリムテープです。 しかしタイヤやチューブと同様にリムテープも消耗品のひとつです。


丁度、約二年間リムテープを交換していないというホイールがピットインしたので中を見てみると、ズレたり割れたりして穴が露出してしまっていました。 もうギリギリの状態です。
当たり前ですが、このまま利用することはできないので新しいリムテープを装着。

リムテープにもパチンとはめるバンド式や貼り付けるテープ式など種類があり、用途や症状によって選択します。 今回のホイールは太めのタイヤで低圧で乗ることこともあるため、ズレにくいテープ式を装着しました。
今回のように、外から見ただけでは分からないところに危険が潜んでいることもあります。 タイヤやチューブを交換する時に一度チェックしてみましょう! やり方が分からない…なんて方はスマホ片手にレンタルピットへ!
明日は天気が良さそうだし、久し振りに自転車に乗ろう! と、その“久し振り”に要注意ですよ!