見た目が似ているSURLYのモデル別紹介!
「自転車を買いたい!」と思った時、「SURLY/サーリー」のシンプルで細身なフレームに無骨な見た目がカッコよくも可愛くも見え、一度は候補に挙げた方もいらっしゃると思います。
でも、気になって色々調べてみると「どのモデルも同じに見える…。」と思った方も多いはずです。
僕も初めてSURLYを知った時はカタログページを凝視してバイクの写真やスペックと睨めっこしていました笑
よく見てみるとなんとなく形が違ったり細かいところが違うのは分かるは思いますが、見た目が似ているのでどのモデルを選んだら良いかなかなか分からないですよね。
そんな方のためにも、今カルチャークラブの店頭にあるSURLYのフレームをそれぞれご紹介!
紹介と言ってもスペックなど細かい部分は公式のページからもご覧いただけるので、今回は実際に僕が乗って感じたことや、モデルの特徴からどんな方におすすめかご紹介させて頂こうと思います。
基本に忠実! 「Preamble」
サーリーの中で一番新しいモデル「Preamble/プリアンブル」
荷物を乗せられるバスケットやラックを取り付けるための「ダボ穴」を最低限装備し、ギア付きで主流になってきたディスクブレーキを装備しています。
これら基本的な装備は備えていますが、他のモデルに比べて正直特徴的な部分が少ないプリアンブル。
ただその分、フレームのコストを抑えられているので自分好みのパーツを入れてみたり、フレームの色を塗り替えることが他のモデルよりしやすかったりします。
スポーツタイプの自転車を始めてみたいけど何がいいか分からない、でも色やデザインにこだわってみたい!という方にとてもおすすめですね。
タイヤは650x41mmというロードバイクと同じくらいの外径で、ママチャリより太いタイヤが入るので街中の段差を気にせず軽快に走ることができます。
そして何より嬉しいのは152cmからお乗りいただけるサイズが存在します。
スポーツタイプの自転車はどうしても大きめのサイズからの展開が多く、特に150cm台の方にとっては選べるメーカーやモデルがかなり絞られてしまうことがしばしばあります。
「多くの人に自転車を楽しんでほしい」というサーリーの思いからも展開されている豊富なフレームサイズ。
フレームサイズで悩んでいる方や女性にもおすすめの1台です!
長距離も街中も得意です。「Disc Trucker」
サーリーの中でも特にツーリング、旅に向いているディスクトラッカー。
どれくらいツーリング向きかというと、旅先でスポーク(車輪に放射状に張ってある針金のことです)が折れてもその場で直せるように予備のスポークを格納するフックがついているくらい!
また、リアエンドと言って後輪の軸からペダルを漕ぐ軸までの距離が長く、ハンドルの操作感は軽快なのでたくさんの荷物を乗せつつゆっくり走っても安定した走りができるように設計されています。
そんな旅のためのディスクトラッカー、実は街乗りにも向いてます。
フラットなハンドルにすればゆったりとした姿勢で散策したり、タイヤサイズが26インチとママチャリに近いサイズなので人混みの中を縫うように走るのこともお任せあれ。
ダボ穴もたくさんあるのでPreamble同様前カゴやラックを取り付ければ背中の荷物から解放されますよ!
グラベルもオンロードもかっ飛ばせ!「Midnight Special」
Midnight Special/ミッドナイトスペシャルは冒険好きの方におすすめの1台。
例えば僕みたいに輪行で他県に足を運んで初めてみる景色や美味しいものを食べたり、グラベルを求めて山へ走りに行ったり。(ライドの記事はこちら!)
そしてダボ穴もしっかり装備。
さらに細かいところをみるとミッドナイトスペシャルは他のモデルより太いヘッドチューブを採用しています。これは後々カーボンフォークに変更できるようにあえて太いサイズを選んでいるんですよね。
フォークがカーボンになるだけで軽量化とキビキビとした乗り心地になるのでより走りを求めたくなってもミッドナイトスペシャルはしっかり答えてくれますよ!
ボリューム、迫力満載 「Grappler」
グラップラーのコンセプトは「ドロップバーを想定したマウンテンバイク」
太いタイヤ(MAX27.5×3.0 / 29×2.5)にディスクブレーキ、マウンテンバイクの規格を採用しているので山で乗るバイクというイメージがすごく強くなってしまいますが(実際Jeepみたいなオフロード感満載な見た目)、不思議なくらい舗装路でもよく走るんです…!
街中をマウンテンバイクやファットバイクのような迫力のあるバイクで走りたいけど、実際乗ってみたら進みづらくてしんどい…、というマウンテンバイクの悩みを解決してくれるかもしれないグラップラー。
ファットバイク並みに太いタイヤでインパクト大な見た目をお求めの方におすすめですし、乗り出すと走る楽しさも教えてくれるので移動が楽しくなる相棒的存在になるかもしれません。
設計思想に従ってドロップハンドルで組むもよし、フラットバーで組んで街乗り仕様にしてもよし。
マウンテンバイクですが、ハンドルやダボ穴を活用することで遊びの幅が広がるなんともサーリーらしいバイクです!
店頭には新カラーのブルーを展示しております。ぜひ見に来てくださいね。
いかがでしたでしょうか?
サーリーは今回紹介したモデル以外も存在します。どれも見た目は同じように見えてしまいますが、それぞれの遊び方を考慮された設計でユニークな特徴を持つモデルばかりです。
そしてどのモデルも「こんな遊び方がしたい!」という人それぞれの遊び方に答えてくれるサーリーらしい懐の深さを持ち合わせています。
逆に言えばどんなふうに乗るか分からない、という方にとってはこれ以上ない相棒になると思いませんか?
ぜひ一度自分が自転車に乗っているところを妄想してみてくださいね。
もちろん店頭では僕たちがご要望などを伺いながらあなたにピッタリの1台をご提案させてただきます。
それでは皆様のご来店お待ちしております!