初めてのSURLY、8台目のマイバイク。
こんにちは。大作です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回のブログはすみません、めちゃくちゃ私事です。自分のバイクを組んだのでご紹介します。
忘れないうちにお伝えしておくと、気になるフレームサイズは、身長170cmの僕で50サイズがちょうどいい感じでした。
トップチューブが少し短く、プロムナードバーでは52サイズがちょうどいいかもと思ったのですが、ドロップハンドルにすることも考えているので一つ小さいサイズで決定。ぜひご参考ください。
なぜ今SURLYを選んだのか。
すでに手放したものもありますが、これまでに10年かけて7台の自転車に乗ってきました。
ロードバイク、ハードテイル、折りたたみ、ピスト、グラベル…
休日のライドをそれらのバイクを使って楽しんできましたが、ふと思い返すと通勤や買い物、髪を切りに行ったりなど、いわゆる普段使いで一番出番が多いなと。
少し前に引っ越したこともあり、ライフスタイルが少しずつ変わってきているのも実感しました。
持っているバイクがカーボンフレームやハンドメイドバイクだったりとお世辞にも「普段使いしやすいバイク」とは言えず、ママチャリみたいに毎日の移動で便利に長く乗れるバイクが欲しいな、と思った次第です。
そんな中、どんなフレームがいいかなと考えた時にまず思い浮かんだのがSURLY。
タフさと高い汎用性を持つSURLYなら間違いなく理想のデイリーユースバイクが出来上がるだろう、と。
その中でもより汎用性が高く、自分のやりたいことに応えてくれそうな楽しい予感がしたので Stragglerを選びました。
タフに、便利に、長く乗るために
使用用途は「通勤」。
最小限のメンテナンスで長くトラブルレスに使えるのが通勤車にとって何より大事なことなので、トラブルが起こりやすいドライブトレインから決めていきます。
ハブ兼変速はSHIMANO Alfine 内装8段。(これが今回やりたかったスタイルです)
内装ハブに馴染みがない方にご説明しますと、変速機構がハブの中に収納されているのでサビや汚れに強い特徴があります。また、ペダルを止めたままでも変速が行えるので Stop&Go の多い街中では何かと便利です。
この仕様を可能にしているのが Straggler の特徴的なドロップエンド。ピストバイクのように車輪自体をスライドさせてチェーンのテンションを出す必要がありますからね。
さらに内装ハブをやめて通常のギアードに変更しようと思ってもすんなりできるので、通勤号から休日のライドとして変化させることもできる万能エンドです。
ワイヤーの取り回しで少し工夫が必要でしたが、それも「こんなパーツがあったらとても助かる!」なアイテムを数多く生み出している PROBLEM SOLVERS のワイヤー受けのおかげで難なく解決。
走りに大きく影響するタイヤはスムーズな転がりに段差をものともしないエアボリュームを持ち、個人的にとても好みなコンパウンドのWTB Horizonと、リムは重量と耐久性のバランスが取れたVELOCITY Aileronを組み合わせて足回りは完成。
そうそう、ライトはダイナモタイプにしたのでバッテリーの心配から解放されました。最高!
ハンドル周りやサドルは唯一自転車と体が触れる部分です。なるべくリラックスできて、かつ速く走りたいという我儘な自分の要望を満たすため、プロムナードバーを逆付けしたツーリングスタイルに。
長い距離を淡々と走り続けるツーリングはある程度の速さと疲れにくさを求められますが、普段使いにもこのスタイルはもってこい。
余談ですが、90年代にBRIDGESTONEの輸出向けモデルの中にXOという現代で言うクロスバイクやグラベルロードといったオールマイティなバイクがあり、実はこのスタイルを参考にしたり。(当時は「ハイブリッド車」と呼ばれたいたみたい)
ちなみにこのハンドルでグラベルに行ったのですが、まぁ手が痛くなるし下りがしんどい。楽しいけど〜、と思っていたら当時のユーザーや情報誌ではオフロードでの使い勝手を批評してたとこの記事にも書かれていました笑
歴史は繰り返す…。
とはいえオフロード以外ではとても調子が良く時間のない朝、少し急ぎたい時はしっかり加速することができるし、のんびり走りたいときは目線を高くリラックスして走ることができて気に入っています。
話を戻して、ハンドル周りでもう一つご紹介。
シフターの配置をダウンチューブにしてみました。
これは後々ドロップやフラットバーに変えたくなった時、作業がとても簡単になるという理由から。
アルフィーネは他のコンポーネントとも互換性が無いので同じ8段でも専用シフターでないと使えなし、SHIMANOからはラピッドファイヤータイプしか出てないんです。
それをダウンチューブやサムシフター用で用意してくれているあたり流石 MICRO SHIFT ですね。
サドルはSELLE ANATOMICA のR2をチョイス。
ラバー素材と独特な形状により乗り心地はもちろん、雨の日でも滲みないので普段使いにはもってこい。
SIMWORKS Buritto Rackを装備してそこに SIMWORKS Extra Rice & Beans (ERB) Bag を装着。このバッグ手荷物はもちろん、ライドでクッカーや水を持ち運ぶときにちょうどいいサイズです。
乗って、いじって、遊び尽くせる。
情報量多めなオタクなバイクに仕上がってしまいましたが、やりたいことを考えてそれに応えてくれるバイクって結構貴重な存在だったりしますし、何よりこれから先長く付き合っていける予感しかしません。
今まで何台も乗ってきた人にとっては手持ちのパーツを有効活用して組んでみたり、自転車を始める人にとっては懐の深い安心感と、今後の楽しみがたくさん待っているので良き相棒になっていくこと間違いなし。
自転車に乗って、いじって、遊び尽くすのにもってこいなバイク Straggler / ストラグラー。
ぜひこのバイクで自転車を楽しんでみませんか?
サイズも148cm~175cmの方が無理なくお乗りいただける豊富な展開となっています。店頭にてご覧いただけますので気になっている方はぜひ一度ご相談、ご来店ください!
今まで組ませていただいたStragglerはインスタグラムにてご覧いただけます。
https://www.instagram.com/cultureclub_ngy