TREK 500 Serise Touring Bike Rebuilt By Culture Club
大作です。
過ごしやすい時期になってきましたね!
この前の休日は岐阜の方へ走りに行ったのですが、ほどよい暖かさと木陰の涼しさがなんとも心地良い。それに街中を走っていても程よく涼しい風が体と服の間を抜けて最高に気持ちいいですよね。

こんな時期は電車やバス、車もいいですが自転車に乗って正面から風を受けて走ってみてほしいです。
お気に入りのお店、気になっていた場所へ移動する時間すら最高になったら文句なしの1日になりそうじゃないですか?
今回はアメリカより入荷した1985年製のVintage TREKをレストアし、ツーリングから日常使いまで幅広く使えるバイクをアッセンブルしました。まずは店頭にて明日から販売開始です。ぜひチェックしにご来店くださいね。
TREK 500 Serise Touring




ネットの中を彷徨っていたところ当時のカタログを発見。レタリングとシリアルNo から85年ということが判明。TREKのスポーツカテゴリで展開されていたモデルであり、軽量なReynolds501チュービングを使用し、レースからツーリング用として発売されていたものになります。
1975年創業のTREKの創成期から本格的な量産に切り替わった時代のモデルで、TREKマスプロダクションの初期のフレームといえます。

TREKは元々ツーリングバイクの製造から始まった会社であり、まさにTREKの現代に至る躍進の始まりのモデルと言っても過言ではないかと。
そして何よりも心動かされてしまうのはBB裏にあるMADE IN USAの刻印。
また綺麗に整えられたラグ溶接やエンドにあしらわれた「TREK」の刻印が物欲を刺激してきます。




またカタログでは赤のフレームですが調べ進めるとカスタムペイントを受けていたとのことで、恐らくカスタムペイントモデルだと思います。
またフェンダーダボやラックマウントも備えており、様々なニーズに応える懐の深さも大きな特徴ですね。


今回はよりツーリングバイクらしくアッセンブルを行いハンドルはNITTOのRM016をチョイス。あまり使うことが少ない(似合うバイクが少ない)ハンドルですがこの車体にはドンピシャではないでしょうか?ハンドル手前を持ち楽なポジションも前方を持ちエアロなポジションも両方取れるので実はかなり使いやすいハンドルです。

サドルも細身でクラシックな見た目のBROOKSに。乗れば乗るほど味が出てきますので、たまにお手入れをしてよりカッコいいバイクに育てていきましょう。
シルバーパーツで纏められたギアまわりはクラシックな印象を与えつつ、しっかり走れる装備で組み上げています。もし日常から飛び出してツーリングにいきたくなってもバイクパッキングや昔ながらのラックスタイルにカスタムすればいつでも旅に出られますよ。



情報を整理して書きながら自分がこのバイクを欲しくなり出してしまっています。。笑
もちろん各部点検や新しいパーツを用いてレストア済みとなります。
ぜひ店頭でご覧ください!
