SPECIALIZED Rock Hopper Rebuilt By Culture Club
90年代初頭に作られていた SPECIALIZED の Rock Hopper の店頭車体を組み上げました。
本日から販売開始しますので詳細をご紹介いたします!

90年代初頭のSPECIALIZEDのフレームはダウンチューブにモデル名、トップチューブにブランド名が入っており、現行では太めの線なロゴもこの頃は細身でシンプルな印象。モデル名に至っては颯爽とトレイルや街中を駆け巡るようなスピード感ある書体。
この時代の書体が個人的には一番かっこいいですね!

フレームのカラーは深いラメ入りのグリーン。日陰では分かりづらいですが、日に当たるととても綺麗な発色を見る事ができます。ちなみによ〜く見るとロゴの縁もブルーか紫で縁取られていますので細部まで見ても楽しいバイク。

乗り心地については、当時フレームの形状がホリゾンタルに近い状態で今時なMTBから比較するとATBな乗り心地をもっていると思います。
オフロードも走れるけど、オンロードでもよく進むバイクですので街乗りやツーリングにもおすすめですので、今回は少し前傾姿勢も取れるパーツでアッセンブル。


サドルも当時の雰囲気を醸すSELLE ITALIA Turbo 1980 をチョイス。スエードが全体の金属特有の無機質感にいいアクセントを与えてくれました。

見た目はもちろん、今後しっかり乗れるように。

ビンテージフレームを同じ年代のパーツで組んでいる方も多いと思いますが、カルチャークラブではより乗り心地や今のスタイルに合わせて現行パーツを織り交ぜて組み上げています。特にブレーキやタイヤ、ギア周りなどのパーツは年数を重ねるごとに改良、改善していますので性能はもちろん、安全面も考慮して選んでいます。



また、元々付いていたヘッドパーツやBBはまだ使えるけどヘタっていたので交換しました。その際フレーム内の防錆処理、フェイシングやタッピングなど下処理も行います。長く楽しく乗ってほしい!という気持ちを込めて。





先日公開した記事のカンチ台座の下処理も行っております。こちらもぜひ読んでみてくださいね。

当店では古いフレームにただ新しいものを組み付けるだけでなく、乗り方やそのフレームの特性、状態まで加味した上で組み上げております。
サイズはシートチューブで515mm、トップチューブで580mm。
170cm前後の方からお乗りいただけますが、ベストは175cmくらいの方。
店頭にて販売中です。気になる方はぜひお越しください。
