生まれ変わってまた誰かの元へ

古いモノ、使っていないモノを再利用する。それは大変素晴らしいことであり、そんな流れが実は自転車の世界にも存在するのです。

自転車でそんな流れが？自転車は壊れたらおしまいじゃない？なんて思われがち。今回ご紹介するバイクのフレームも、お店に到着した時はサスペンションフォークがインストールされていましたが、古いモノであり、外面からして何となく察していましたが、案の定壊れていて使えませんでした。

じゃあフレームフォークごと廃棄？いやいやそんな勿体無いことはしません。Culture Clubは使えるものを使い切る信念にありますから。そんな時に登場するのがCRUST BIKES Clydesdale Cargo Fork。見てくれの通り、このフォークへ差し替えることで、荷物の運搬が得意な新しい形へと蘇らせてくれます。まさにリバイバル。

ホイール径の小さい20インチを採用することでより重心が低くなるため、重い荷物を積んでもふらつきにくく、ストレスを感じず乗車できる設計に。

タイヤは私のお気に入りトップ2に君臨するMAXXIS Holy Roller（ちなみにトップはBRUCE GORDON Rock’n Road Tireですが、サイズが適合しなかったので諦めました）。独特な幾何学模様のトレッドパターンに惹きつけられます。

ちなみに今回のオリジナル完成車は生意気ながら私の思想強めでやらせてもらってます！また、前後の車輪どちらもサイズは違えど同じ型番のリム、ハブ、タイヤを使うことで統一感がマシマシに。

続いて思想を注入したパーツはステムNITTO MT-85。NITTOがMuddy Fox用に製造していたMTB用ステムで、ハンドルクランプ部分からコラムクランプ部分にかけて扁平形状をしており、造形美がお気に入りポイント。ハンドルのSimWorks Little Nickとのシームレスなクランプ部分もチャームポイント。