Ride Smile so Fun Time. – 楽しい時間はあっという間。秋ヶ瀬バイクロア8
12月の頭に非常に多くのお休みをいただきました。
ありがとうございました!!
さて、そんなに休んで何をしとったんだ? というところなのですが、12月1日は、埼玉県の秋ヶ瀬公園で行われた秋ヶ瀬バイクロアに参加してまいりました。
今回の目的はTrackloCross / トラックロクロス。
カルチャークラブからはカモちゃんと固定ギア大好きな自転車乗りが大勢出走しました。
このTracklocrossとは“直結されたギヤの自転車でオフロードレースを走る”遊びで、
タイトコーナーの多いシクロクロスレースでは足を常に回し続けなければならないトラックバイクは完全に不向きですが、そんなニッチなレースに集まる人、人、人。
普段は硬いアスファルトの上を走るバイクで柔らかい土の上を走る。
なんだか地面のフワッとする感覚。
ペダルを後ろに踏み込めば、タイヤのグリップを全開に感じながらも心地良く滑っていく感覚。
勝ち負けを超えて普段と違うフィールドを楽しむ感覚。
だけど速く、強く走る気持ちが芽生えるのもレースならでは。
そんな感覚が病み付きになるのかもしれません。
見ている側にもそんな空気感はしっかりと伝わっているはず。
そこで感化されて走ってみたいと思うのは当然の事かと思います。
今までピストバイクをアスファルトでしか乗ってない方、トラックロクロスはオススメです!!
シクロクロスは舗装路で行われるクリテリウムに比べると、レーススピードも落ちるのでリラックスして走ることができますよ。
“あの頃感”などと言われている当時の人達も今まで乗った自転車と違う感覚にドキドキしてソワソワしていたんだと思うとなんだか愛くるしくないですか?
トラックロクロスは、クローズドコースで行われるので他の固定ギアバイクのレースに倣ってノーブレーキでの走行になります。※ブレーキを着けていてもなんのお咎めもありません。
これはもちろんコース内に限った話。
外に出たらブレーキは付けましょう。 当たり前ですがノーブレーキ、ダメ、絶対。
ブレーキを付けていなくて失うモノは大きですよ。
え、僕はレース出たのかって?
もちろん、FAST PACKING RACEなるモノに出走しました。
コース内をツーリング道中に見立てて、キャンプをしようとテント設営をするのですが急な天候の変化に場所移動をする。 という設定のレースです。
ルールは簡単、テントの設営、撤収してコースを走ってゴールするのみ。
制限時間は30分。
ちょっとハードルが高そうに思えますが、テントって意外と簡単に立つし、畳めるのです。
実際に設営と撤収がどのくらいの時間で出来るのかを見れるのは結構面白いのかもしれない。と思いましたが、自分のテントを立てるのに精一杯でした。
早い人は僕がテントを立ててコーヒーを飲んでいる間にゴールして愕然。
コーヒーを淹れなければ若しくは。。。
なんて、レースに設けられた設定をしっかり楽しめたので満足しています。
本気でスピードに向き合ってもいいし、制限された環境内、コース内外のアクシデントを如何に楽しめるかもバイクロアを楽しむ秘訣かもしれません。
もちろん走っていなくても応援したりする事でレースには参加できます!!
何をしてても楽しいバイクロアのイベントですが、衝撃的だったレースがこちら。
カーゴバイクレース。これでもかっ!! というほど荷物を乗せて走ってます。
もし普段のお買い物くらいでは物足りないぞ!というカーゴバイカーの方いらっしゃいましたら鼻息を荒くして準備をしておくことをオススメします。
かなり満足できそうでしたよ。
そんなレースになるのか!?なレースも催されるバイクロア。
来春3月には大阪で、5月はみんな大好き白州にてバイクロア!!
どんなレースが開催されるかはまだわかりませんがバイクロアからのニュースを見逃すな!!!
日本中に自分達と同じような価値観を共有できる人たちはたくさんいます。
ただ生活をしているだけでもたくさんの人に出会うもの、一緒に遊べる人がいろんな所にいるとそこへに行きたくなります。
同じ感覚の人に出会うためには、自分が行きたいと思ったイベントや場所に思い切って赴くこと。
せっかく自転車という面白いツールで遊んでいるのだから、いろんな人と遊んでみましょう!!
Text by Yuya
photo by Haruo