【2021/04/30 – CRITICAL MASS NAGOYA】
不安定ながらも日中が温かい天気が続くと新緑の季節へと進んでいるのだと感じます。
まだまだ予断を許さない状況下ですが、「地下通や車よりも自転車で気軽に移動するのも良いかな~」と生活に新たな豊かさを取り入れる方からのご相談も多くなってきており、車社会といわれる名古屋でも少しずつ自転車を日々の生活に活用している方が増えていることはイチ自転車屋として大変嬉しいことです。
これからもっとそうやって自転車を活用してくれる人が増えるように僕らができることをしっかりと行動に移していきたいと思います。 今日はそんな名古屋のサイクリストの未来のため、皆さまへご協力のお願いです。
クリティカルマス名古屋へ参加しよう!
名古屋の頼れるデイジーメッセンジャーの嶋崎 イズル氏が発起人となり車中心の街を少しでも多くの人が正しく自転車で走る事ができるように、その在り方を”変化”させていきたい!と毎月最終金曜日の夜に定期開催されている「クリティカルマス名古屋」。
今月は4月30日に開催となり、カルチャークラブゴールデンウィーク期間中は18時までの変則営業となるため僕らも一緒に参加します。
未来のために今、僕たちが出来ること、やるべきこと。
クリティカルマスはサンフランシスコで1992年に始まった、都市における自転車利用者の地位向上や自転車利用促進を訴えるために街中をアピール走行する市民運動で現在では世界中の都市で行われています。
ここ数年、愛知県は交通事故事故全国ワーストではなくなっていますが、それでも交通事故件数・死者数が多いことには変わりなく令和2年は名古屋市内では死傷者29,713人中5,948人が自転車利用者でした。(四輪車18,978人、歩行者2,401人、愛知県警交通統計より)。
自転車利用に関する問題提起は年々増えていますが法整備やインフラ整備、業界の取り組みは追いついていませんし、本来その原動力となるはずの市民運動は表立って出てきていません。
歩行者も自転車利用者も車に乗っている人もただ移動手段が違うだけで同じ市民に変わりなく、そこに強者も弱者もありません。あるのは管理する側の業務上の都合です。
今ある環境をより良くするために。 そして、自転車という、環境に優しく便利な乗り物が次の世代においてもしっかりと活用される未来のために、僕ら自転車利用者が一致団結してできること。 どうぞ名古屋の自転車乗りの皆さまのご参加をお待ちしております!