1 x 1=What? / 私たちはシングルスピードを信じています
唐突ですが僕たちCULTURE CLUBも大好きなTrack Bikeを使ったイベント、トラッククロス in 秋ヶ瀬バイクロアが12月1日(土)にあるので名古屋から仲間とともにジョインして楽しんで来ます。
トラッククロスとはシングルスピード、それも競輪のようにギアが固定されたTrack Bikeでシクロクロスをしよう!というラフだしハードコアなレースです。
アメリカはミネアポリスやSFなどでピストバイクライダー達を筆頭に盛り上がりをみせています。
誠に勝手ながらそんなレース参加に伴い12月1日(土)は臨時休業とさせて頂きます。
そして12月1日はサークルズ12周年の記念日でもあります。
その前日11月30日はヘッジホッグダイナーをお借りしての12周年パーティーを行いますので、皆さまご予定を御確認のうえ、ぜひお集まりいただければ幸いです。
ところで皆さんはシングルスピードの自転車に乗ったこと有りますか?
答えは「Yes!!」なはず。
え?「NO」?
そんなことは無いはずです。
よく思い出しましょう、初めて自転車に跨ったのはシングルスピードのキッズバイクじゃ無かったでしょうか。
中学生の時、高校生の時、甘酸っぱい経験を運んでくれたのはシングルスピードのママチャリだったかもしれない。
きっと自転車に乗ったことのある誰しもが跨ったことのある自転車のはずです。
そう、シングルスピードとはただのギヤ無しの自転車です。
ギヤが無いということは複雑な機構が用いられて無いという事。
だからこそ美しい姿をしていたり、丈夫であったり、カスタムバイクを作りやすかったりするのです。
初めて弄り倒したのはTrack Bikeだったかも。
初めてバニーホップをしたのはBMX?
いろんな初めての思い出を乗せてくれる自転車かもしれませんね。
シングルスピード故に苦しいシーンもたくさん有ります。
何度シングルで来るんじゃ無かったと後悔したことか。
けど、ただただペダルを踏むしかない。
踏まないと進まない。
踏む。
そんな純粋な気持になれた事が後から思うと本当に良かったなと思えるのです。
ピストバイクでスキッドしながら街をクルーズするのが好き?
BMXで飛んで跳ねて、MTBでトラブルに臆せず山を駆け降りて。
ママチャリで晩御飯の買い出しにスーパーへ。
僕たちはシングルスピードバイクを信じています。
Text by yuya