手を動かすということ
最近、車輪をたくさん組みました。
5日間で15本くらいです。
不思議なもので20年以上自転車を触る事をしていても立て続けに同じ作業をしていると感覚が鋭くなっていくのを感じます。
普段が悪いのではなく、より感覚がいい感じになるのです。
わかりづらいですかね?
単純にそれは、作業時間に現れたりして普段1本40分位の車輪組が30分位になったりします。
「どうや、凄いやろ!」って話ではありません。
こういった感覚は、仕事や日常で皆さんも感じることがあるのではないでしょうか?
話は少し変わります。
Culture Clubで貸ピットと言うシステムを運営しているとお客様から「触ったことないからできないよ」とか「やり方わかんないから」と言ったお言葉を頂きます。
でも、いや、だからCulture Clubがあるのです。
誰でも最初から自転車が組めるわけでも車輪が組めるわけではなく、たくさん失敗して色々なものを壊しながら少しずつ自転車を理解していくのです。
その足がかりがCulture Clubでありたいと思っています。
だからこその中古パーツの販売でありGreasemonkey Bike Schoolであり貸ピットなのです。
Greasemonkey Bike Schoolで基礎を学び、
中古パーツの販売で壊しても気兼ねのない部品を買い、
貸ピットで壊す(いや直す)。
この流れを繰り返せば必ず自転車への理解が深まっていきます。
理解の速度を早めたければ、上2つをふっ飛ばして「貸ピットで壊す」から始めてもOKです。
自分の自転車であればより慎重になるので壊す確率が下がります。
壊せば「パーツ代がウヒヒヒ」とか思っていません。
そして僕たちも鬼では無いので行われる作業をこっそり見ています。
見ていないようでもこっそり見ています、だいたいはね。
もちろん「それは駄目だ!!」と思った時は、声をかけます。
だから安心して貸ピットを使ってみてください。
まずは触ってみましょう。
「パンク修理」でも「チェーンへのオイル差し」でも「空気入れ」でもなんでも構いません。
全部、貸ピットでできるようになっています。
皆様にも、自らの感覚が鋭くなり自転車への理解を深めて欲しいのです。
ご予約お待ちしています。
よろしくお願いします。