Look!! Bearing Retainers / ボールはトモダチ
今夜も雨か…と頭の片隅に思いつつ、オーバーホールでお預かりしている車体をバラしておりました。
磨き甲斐のあるフレームから順番にパーツを外していき、フォークを抜こうと手をかけると「ゴリゴリ…」。 砂が入り込んだり、グリスがなくなってしまった状態よりも強めの感触がしたので慎重に取り外してみました。
ヘッドパーツの要とも言えるベアリング。 今回はメンテナンスの効くタイプでもあるリテーナーベアリングが変形していて、固定されているはずのボールがバラバラになっていました。 もうこうなってしまうと、このベアリングは直すことは出来ません。
ヘッドパーツごと交換? いやいや、その前にコレに頼ってみましょう。
WHEELS MANUFACTURING Retainer Bearing 各1個¥300+Tax
HeadSets : 5/32×16 – 1″ , 5/32×20 – 1-1/8″, 5/32×22 – 1-1/8″, 3/16×15 – BMX
BottomBracket : 5/16×12 – BMX, 1/4×9 – 3pc, 5/16×9 – Schwinn type, 5/16×10 – Standard US
Hubs : 3/16×7 – Front, 1/4×7 – F&R
多くの種類のリテーナーベアリングが用意されています。 ボールの数や大きさなどピタッと合うものがあれば、それに交換することで修理することが出来ますね。
もちろん、ベアリングの受けとなるカップに傷や変形がある場合にはこうは行きませんので、ヘッドパーツごとの交換を推奨します。
ゴリゴリ感の原因が何なのか、その前にシールドベアリングかメンテナンスが出来るベアリングなのか。
まずはヘッドパーツの中をLOOK!!してみましょう。
雨に振られる前のグリスアップはとても重要ですからね。