【リムテープを選ぼう】
最適に最適を重ねて初めて発揮される物があるのです。
皆さんは今乗っている自転車に装着されているタイヤをどうやって選ばれましたか?
舗装路をびゅんすか走りたい、山道をギュインと下りたいなど乗るシチュエーションによってタイヤを選択されたのではないでしょうか。
カルチャークラブで車輪組の依頼をされたことがある方は、どんなタイヤを装着するかのお話をしたと思います。
車輪組の依頼をされる時に重要なのは、使いたいタイヤのサイズに最適な幅のリムを選ぶ事です。 そうしないとせっかく選んだタイヤの最高のパフォーマンスが引き出せません。
頑丈さと豊富なバリエーションがあって僕らがよくオススメする、アメリカのリムメーカーVelocity / ベロシティからは、次のようなチャートが出ています。

例えば1番上のFUSION / フュージョンでは、19~28mm幅のタイヤが適正のリムであると言う事が分かりますね。 リムのサイズによって適正なタイヤ幅が変わっていくのですが、もう1つ最適な関係を保たなければいけない事があります。
リムの内側には車輪を組む時にニップルを通すための穴が空いています。 この穴がむき出しの状態でタイヤを装着してしまうと、せっかく中に収めたチューブがひっかかってパンクしてしまいます。

これを防ぐのがリムテープやリムストラップと呼ばれる帯状の物。 リムの内側に巻きつけて穴を隠す役割を担っていますが、これもリムに合った最適な幅の物を使う必要があるのです。

カルチャークラブでは高圧に空気を入れても大丈夫なシュワルベのリムテープを揃えています。 ロードバイクやピストでもしっかりとチューブを守ってくれます。

最近よくパンクするという方はリムの内側を調べてみましょう。 もしかしたらリム幅に合っていないリムテープやリムストラップが巻かれているかも知れません。
最適な関係といえばロックのライブのあのヒリヒリとした空気感も、バンドメンバーの最適な関係の元に生み出される演奏によって起こるものではないでしょうか。 NUMBER GIRLの再結成ライブの名古屋公演の抽選が外れてがっかりしている ともやん でした。