大きな懐にドカッと載せ替え – エースキャッチャーSURLY Cross-Check
新生活の始まりに合わせた春の新車シーズン。
通勤通学の風景が変わり、寄り道する場所も増えて、より外へ出るのが楽しくなっていましたよね。
乗るのを少し躊躇してしまう梅雨が明ければ、自然も豊かになり、流す汗も気持ちよく感じる夏の到来。
今年はカルチャークラブも溶けそうなくらいの猛暑を奮っていました…(溶けました。
それが落ち着く秋の入り口が、また自転車に乗りたい気持ちが沸々と湧いてくる新車セカンドシーズンとも言えます。
嬉しいことにカルチャークラブでも新しい自転車やパーツ交換のご相談を多く頂き、毎日のように素敵な1台1台を組み立てさせて頂いております。
今回は、所謂(いわゆる)新車とは少し異なり、元々持っていた自転車から新しいフレームへのパーツを載せ替えた新しい1台のご紹介です。
SURLY Cross-Check
CultureClub Special Reborn
Frame | SURLY | Cross-Check (Seize:52) |
Tire | SimWorks by Panaracer | Volummy 700x32c |
Component | SHIMANO | Carry In |
Basket | WALD | Multi Fit 137 |
Other | BURLEY | Trailer Adapter |
小さいお子さんがいらっしゃる方で、BURLEY / バーリーのチャイルドトレーラーをピュアロードバイクで牽引して通園などをしていました。 しかし、細めのタイヤではやはり街中で走ると段差や地面からの振動も拾いやすいことや、ギアもMTBやコミューターバイクのような軽い設定がないことが悩みのタネに…
そこで、友人の方から譲ってもらったけどフレームサイズが合わず、ほとんど乗っていなかったコミューターバイクをお持ちとのことだったので、そのパーツを利用して新しい自転車に仕立てることをご提案。
白羽の矢が立ったのは、カルチャークラブのエースキャッチャーと言えばのサーリーのクロスチェック。
お持ち込みされたコミューターバイクはドロップハンドルだったので、リラックスしつつも安定して走れるように幅広めのフラットハンドルにチェンジ。 シフターやレバーなどは規格を合わせるために新しいものになりましたが、ホイールやクランク、変速機など多くのパーツはメンテナンスをして再利用。
チャイルドトレーラーを牽引してる時やバスケットに荷物を積んだ時でも、安定して駐輪できるようにダブルレッグスタンドを新たにインストール。
クロスチェックは、エンド幅の異なるロードバイク向けホイールとMTB用のホイールのどちらも飲み込めてしまうし、バスケットやラックを取り付けられるダボ穴(フレームのネジ穴)も豊富に備わって、こういった別の自転車からパーツを載せ替えて、しかも今のライフスタイルに合わせたアッセンブルで新しい自転車として生まれ変らせるのにとても最適なモデルなのです。
後日談ですが、今回のご相談の内容が嬉しく楽し過ぎて、載せ替える元の自転車を撮り損ねてしまったのが2018年秋口の失敗でした…
なので、同じ様に自転車とライフスタイルにズレを感じて、心のどこで新しい何かに救いの手を求めていらっしゃる方、サーリーにはディスクブレーキモデルのストラグラーやディスクトラッカー、タイヤサイズが26インチ(フレームサイズによっては650Bもありますよ!)でリムブレーキモデルのロングホールトラッカーやパックラットもあり、ほぼどんな自転車からの載せ替えでも、その大きな懐で受け入れてくれるので是非ご相談お待ちしております!
秋口のお悩み、サーリーで楽しく解決してみせましょう。