【ENGINE11 Crit-D】深海生物、現る。
3月の別名は夢見月。
すぐそこまで近付いて来ている春の暖かさ感じ取り、夢うつつとなる夜明けもあるでしょう。
しかし、深く息を吸い込み、まだ少し冷たい空気を肺に入れれば視界は鮮明になり、固まっていた足を奮い立たせれば、それは街を走るためのエンジンへと姿を変えていきます。
よく晴れた本日、遂にここ名古屋はカルチャークラブに、あなたの足をより奮い立たせて高回転するエンジンにさせてしまうフレームが到着しました。
ENGINE11 Crit-D 2019 Frame Set
¥66,000+tax
ENGINE11 / エンジン11は、アメリカのKevinと韓国のHaengという自転車に対して貪欲で熱心な2人のサイクリストによって生まれた、L.A.を拠点にするトラックバイクをメインとしたバイクブランド。
現在はロードやCXモデルも手掛ける意気衝天な彼らですが、今回僕らが海を越えて手に入れたのは、クリテリウム向けに設計されたこのフレームです。
ダークカラーがベースのMeta Grayと目を引くビビッドカラーのBlood Orangeのふたつカラーデザインで、細部の仕上げまで美しいフレームは多くの自転車フレームのOEM工場があることでも知られる質実剛健な台湾Made。
フレームの前半分は高剛性を得るためにドッシリと太く、後ろ半分は対象的に細くなっていてバネのように”しなる”ため、ストップ・アンド・ゴーやコーナリングの立ち上がりでのクイックな加速を叶えてくれます。
Crit-Dは他のトラックバイクに比べてフォークの角度が寝ているため、高い安定性が生まれ、トップスピードでのライディングやダンシングシーンでもふらつくことなく思いのままに駆け抜けることが出来ます。
クリテリウム = Critに、深海生物を表す Deep-Sea Creaturesの頭文字「D」を冠したCrit-Dは、ひと度ペダルを踏み込めば、交通渋滞やレースのライバルを横目にバイクと一体になる楽しいという思考に脳が支配される、クリテリウムからストリートまでシーンを問わず、あなたが思い描くままに走ることが出来るフレームです。
このENGINE11のCrit-Dがあなたがまだ知らない、Deepなトラックバイクの魅力を必ずや感じさせてくれるでしょう。