CANNONDALE M500 Rebuilt By Culture Club
カルチャークラブではいわゆるビンテージ、Usedバイクをいくつも仕入れて販売させていただきましたが、やはり中古なだけあって車体の状態は様々。
パーツもフレームも綺麗で手を加えなくてもすぐに乗り出せそうなものや、逆にパンクしていたりパーツに錆が出てみるからに乗れなさそうなものまで。
カルチャークラブではそんなバイクをメンテナンスし乗れるようにすることはもちろん、フレーム本体をリペイントし全体の雰囲気や見た目をガラッと変化させたり、当時のカラーを再現することで購入したあの時のワクワクや感動を再び体感できることでしょう。

さて、今回リビルドしたCANNONDALEですが、今までのバイクの中でもかなり状態が悪いものでした。
フレームの塗装が浮きアルミの素地が見え、パーツはほとんどが錆びて動かなくなっている状態。
パーツは交換すればとりあえず走れるようになりますが、フレームのペイントが気になって中々乗る気が起きなさそう…。でもこの深いグリーンはかっこいいし、どうにか綺麗にしたい!





ということで早速車体をバラし、作業に入っていきます。
「リビルド」はパーツのメンテナンスや交換だけじゃない。
一度バラしたパーツをチェックし使うものはメンテナンス、そして組みつけの際はバイクの特徴を活かしながら乗り方やスタイルに合わせたパーツアッセンブルを行っています。
冒頭でもお話しした通り、今回はその作業に加え「リペイント」の作業を加えました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、カルチャークラブでは「球体ペイント」にてペイントのサービスを行っています。




今回は元のカラーに調色した塗料と、新しいデカールを用意。
当時のバイクを再び綺麗な状態にするべくペイントブースがあるサークルズの3階にてリペイント。(画像はインスタグラムのリール動画より)

出来上がったフレームはクリアの輝きと深いダークグリーンも再現され、新車同様の仕上がりに!
そしてついに組み立て作業に移るのですが、バイクの特徴を考慮して組み上げます。
この時代、フレームがアルミ素材な物は多いのですが、フォークはクロモリであることがほとんどです。
しかしこのM500はフォークまでアルミ製。
軽量で形状もストレートなのでかっちりとしたキビキビ走るバイクであることが予想されます。

なので今回のバイクのイメージコンセプトは「モダンなアーバンMTB」。
軽快なハンドリングの操作感を活かし街中を颯爽と走れる仕様に、それでいてMTBらしさも残していきます。

マイクロシフトの最新コンポーネント「Sword」をアッセンブルし、MTBらしい存在感のあるスプロケットに、マットな質感の変速機やクランクのおかげで一気に現代っぽくなりました。




ハンドルやステム、シートポストなどコクピット周りはSIMWORKSのシルバーパーツでかっちりとまとめます。


ホイールは耐久性の高いVELOCITY製のStandalone MSWをチョイスし、耐久性と安定した制動力を確保。


現代のパーツをアッセンブルする事で一気にモダンなバイクに変身しました。
そしてモダンだけどタイヤサイズは26インチというギャップが最高にカッコいい。

あの時の高揚感や感動をもう一度。
もしご自宅に今回のCANNONDALEのような状態で眠っているバイクや、状態はいいけどカラーリングを変えてみたい車体があればぜひカルチャークラブまでお持ち込み、ご相談ください!
車体やパーツの状態をチェック、お見積りを作成し相談の上作業をさせていただきます。
ちなみに今回のCANNONDALEの見積りを参考にするとパーツ代を除き、
メンテナンスやパーツ交換を含めた作業代とリペイント代、ステッカー代を含めて約10万円ほど
で作業ができます。
今回ステッカーは海外サイトから入手しました。もしお持ちのバイクのデカールがあれば購入いただき持ち込みいただくか、無ければこちらでロゴデータ作成を行うこともできます。(データ作成については要相談です。)
リペイントとリビルドを組み合わせることで家に眠っていたバイクをもう一度乗れるようになるワクワクや、購入した時の感動をもう一度感じてみませんか?
もちろん全国からのお問い合わせ、受付も承っておりますので気になる方はぜひご相談ください!