終わりの始まり
お疲れ様でした。
無事、NAHBS終了です。
あれだけ賑わっていた、会場もあっという間にバラされています。(閉幕から2時間でほぼ誰もいません)
忙しくも楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、ふと我に返ったのは閉幕1時間ほど前。
もう、終わりかと思ったものです。
前日に比べ人の入りが少なかったこともあり、多くの人とじっくり話すことが出来ました。
Circlesにゆかりの人物にフューチャーして。
RetroTech / Curtis Inglis
DeSalvo Custom Cycles / Mike Desalvo
Breadwinner Cycles / Ira Ryan
SyCip / Jeremy Sycip
KingCage / Ron Andrews
いつもにこやに僕の足りない英語にも対応してくれるビルダー達。
彼らは作り出すものが最高であるにも関わらず、よくある無粋な職人感は一切なく、本当に自転車と仲間とビールが大好きな人なのです。
だからこそ話せば話す程に彼らに惹きつけられ、彼らの輝きが作り出す自転車の魅力となっていることは間違いありません。
でも、こうやって写真だけ見ていると普通のおじさんたちでしょ?
だからこそ、機会があれば彼らに会っていただきたい、その帰りにはきっと彼らの作る自転車をオーダーしているはずですから(笑)
長い旅の果に彼らにあい自転車をオーダーする、何と素敵な旅でしょう。
旅といえば、今、日本で大流行のバイクパッキング。
旅自転車の一つの形ですね。
ココNAHBSにも旅自転車が沢山置かれていましたので、少しご紹介。
フレームバックとハンドルバックのみで、荷物は軽量化。
サスとドロッパーポストで、山でのライド機能を犠牲にしていません。
コチラは、自転車とバイクのマッチングに重点を置き。
収納性と見た目の双方を充実させています。
ファットタイヤ・スパイク付き。
コレだけの積載スペースが有れば、真冬のツーリングにも万全を期せます。
コチラもドロッパーポストは忘れずに。
フレームパックだけの使用ながら、ポーセリンロケットのフレームバックであればその収納力は抜群。
キャンプでなく、宿を利用すればこの収容量でも結構行けるはずです。
コレもドロッパーポストがついています。
最後の1台は、コレもファットタイヤツーリング。
でも、持ち物は大容量の水筒とフラスクに入った強いお酒のみ。
酒が切れるまで何日でも気合次第で走れます。
は〜〜、居並ぶ旅自転車を見ていると旅に出たくなります。
でも今回は、大丈夫。
明日から1300kmの旅が始まります(車ですけどね)。
遠足は、お家に帰るまで続きます。
今日帰り始めたみんなも、明日帰るみんなも、どうかご安全に。
僕らも気合い入れて、ポートランドまで帰ります(当然寄り道付きです)。
それではまた、しばしのお別れ。
次はポートランドからお届けします。
それでは、皆さまごきげんよう。