BIKE to 農村歌舞伎
RALのホームページの方で「BIKE to 仏教遺跡」の大ネタを書きましたが、こちらでも細々とライド予告としてのBIKE to〜を続けます。
年末年始に年賀として、個人的に行きたい祭を番付風カレンダーにして発行しています。
本来は注目を集めるはずの上段にひっそりと掲載している”農村歌舞伎”特集。反応してくれる人は少ないのですが、神社の境内や古い木造舞台小屋でカラフルな衣装を身にまとって上演される舞台はとてもフォトジェニックだし、演劇そのものだけでなく、ご座をひいてお弁当とお酒を楽しみながら名場面になると大向う(掛け声)をやったり、おひねりを投げたりする、観客も一体となった劇空間そのものがとても魅力的なので、これまで10回ほどあちこちの公演を観に行きました。
農村歌舞伎や地歌舞伎、地芝居と呼ばれる伝統的なローカル演劇は、ラジオやテレビが普及する以前に人気の娯楽として全国的に広まりました。一時衰退した時期もあるのですが、地域の伝統文化保護や観光資源としての再興ブームもあり、今でも全国で200ちかい団体が活動しているそうです。映画にもなった長野県大鹿村の歌舞伎が有名ですが、中山道をはじめ、上方と江戸と北陸を結ぶ諸街道が交わる東濃地域(岐阜県南東部)は各地の芸能を取り込みやすい環境にあり、地芝居の公演が盛んに行われたそうです。
今回はその中のひとつ、国指定重要文化財である芝居小屋「白雲座」で年1回行われる公演に行ってみようと思っています。
野外客席の舞台しか行ったことがないので、屋内の公演は初めてです。
おひねり用の小銭を忘れずに。
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もんじゃ( Instagram)
岐阜の地歌舞伎について
http://www.jikabuki.com/learning_jikabuki/about_jikabuki/
地芝居ポータル
http://www.jishibaiportal.com/
素人歌舞伎 – Wikipedia
素人歌舞伎