What is the Trail ?
以前のポストで、何度かトレイルについて書かせていただきました。
2016/08/01 Front of Trail
2016/07/21 Born Trail
でも、そもそも「トレイルって何?」と思っていらっしゃる方に向けて、昨日、トレイルライドに行ってまいりましたのでご紹介がてら書かせていただこうと思います。
簡単に言ってしまえばトレイル=山道です。
獣道のように細いものから車でも登っていけるような広い道も有ります。
基本的には土の道でアスファルトには覆われていません。
登山道やハイキングルートもこの中に含まれます。
そんな道を使って自転車に乗るのが「トレイルライド」で歩くのが「ハイキング」になります。
くねくねして見難いかもしれませんが、例えば下の写真は自転車用に作られたトレイルになります。
(土の見えている部分がトレイルです)
作る?
そうなんです、何度も書きますがトレイルは誰かによって作られ維持管理されているのです。
トレイルが自然にできている訳もなく山に出入りするために誰かが作ったものを僕達は通らせて頂いているのです。
今回走ったトレイルも地元の方や森林組合・役所などにお話をして許可を頂いて走っています。
悲しい話ですが、しばしば許可のないトレイルをMTBやハイカーが踏み荒らし進入禁止になることも有ります。
あげく「ハイカー」と「バイカー」で揉めてたりします。
ほんとうに悲しいことです。
そんな悲しいことも起っているのが日本のトレイル事情だったりします。
海を超えた海外は、どんな感じかといいますと。
あまり揉め事の話は聞きませんし(絶対ではありませんよ)、定期的に各代表者による話し合いが持たれ、みんなにとってより良い維持管理方法が国や地方自治体を交えて検討されています。
その根幹を支えているのは「シェア・ザ・トレイルの精神」です。
シェアとはこんな感じ。
何にも難しいことはなく「MTBライディング」「ハイキング」「ホースライディング」の三種類で仲良く使いましょうってことです。
どれかを締め出すのではなく狭い山道で出会った時の譲り合いの順位が決まっているだけです。
たったそれだけのことでみんな仲良く使えるようになるのです。
お互いの楽しみを尊重しあい敬意を払うだけで上手くいきます。
たったこれだけのことができない日本のトレイルは寂しい状態ですね。
なんて嘆いていても始まりませんのでみんなでより良くなるよう努力していきましょう。
肝心のライドはと言いますとゲリラ豪雨に見舞われたりもしたのですが、極上のトレイルを午前中と午後堪能してまいりました。
今回は、長野県伊那市でトレイルガイドしているトレイルカッターこと名取さんにご案内していただきました。
初心者から上級者まで堪能できるコースを案内して頂けますので気になる方はぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
走れば自転車も汚れますので、そんな時はClutureClubの”レンタルピット”や”メカニックサービス”をご利用ください。
よろしくお願いします。